ミニ発表会 参観授業

経験と教育 (講談社学術文庫)

経験と教育 (講談社学術文庫)


「何よりも重要なことは、もたれる経験の「質」にかかっているのである。」
経験には二つの側面がある。
①快適と不快の側面
②経験がその後の経験にどのような影響を及ぼすかという側面
「教育者の基本的責任は、年少者たちが周囲の条件によって、彼らの現実の経験が形成されるという一般的な原理を知るだけでなく、さらにどのような環境が成長に導くような経験をするうえで役立つかについて、具体的に認識することである。何よりも先ず、教育者は、価値ある経験の形成に寄与するにちがいないすべてものが引き出せるようにと存在している環境−自然的な、社会的な−をどのように利用すべきであるか、そのことを知らなければならない」57項

デューイの言葉を思い出して。
やはり土曜参観にミニ発表会入れよう。もう少しはやく子どもたちに伝えられたらよかった。まだ三日間あるから、少しは修正になると思う。どちらにしてもいろいろな方からのフィードバックがあるのは、子どもたちのためになる。全員、ブックレビューを一枚はかけているから、人によっては、もう一枚チャレンジしてもいいかもしれない(これまで書いたものを修正してもいいかもしれない)。発表の機会があること、それに対してフィードバックがあること、どちらもシンプルで意義のあること。


参観で発表会はやるべきではないという考えもあるみたいですが、僕はそれとは逆の考え。授業参観は子どもたちにとって発表をして、フィードバックをいろいろな人からもらえるチャンスになる。「環境−自然的な、社会的な−を」利用させてもらって、子どもたちのとってよりよい経験ができるように授業を設計していくのが僕の仕事。見てもらうために授業をしているわけではない。発表会以外の授業もします。でも参観にはこれからもミニ発表会を入れていきたいと思っています。