Tさん

やっぱり、地域の学会員さんは、いいわ〜〜〜。
ある壮年が、いつも、昔の男子部時代の写真とかを見せてくれるわけですよ。
70代半ばです。
40年前、50年前のね。写真とか入場券を。
今日は、ノートを見せてくださった。
そのかたは、貧乏で満足に学校に行けず、
文字の読み書きが出来なかったわけです。
それでも、学会の同志とともに、必死に生きてきた。
何のノートかというと。
天空に雲ありて
 風吹けど
 太陽は 今日も昇る
 午前八時の青年の太陽(かれ)は
 無限の迫力を秘めて
 滲透しつつ 正確に進む
 己れの厳しき軌道を はずさずに
 天座のかなた 蒼穹狭しと
 王者赫々と
 太陽は ただ黙然と進む
 無知の英知 文化の斜陽
 機械化の人間 哲学の死滅
 陰険なる権力 欺瞞と邪智
 その覚醒のためにか
 黄金の光放ちて 彼は悠然と進む
これがつづくわけですよ。
そして、日付がびっくりしましたよ。
「1970年、12月5日に写す」とありました。
池田名誉会長の、「青年の譜」です。
発表と同時です。
先輩に、書き留めたら人生の宝になるよ、と言われて、
夢中で書き留めた。
本当に、人生の宝です。
それを書き留めたということ自体が。

心から心に届きました。ありがとうございます。


心から心へ!
最近演奏も作文も似ていると思う。また座談会には出てみようかな…。素直に出れるようになるのか。それは関係で自分の問題でもあって…。