アクティブ・ラーニングと称する本を少し読んで、一斉授業を否定する人たちに見かけるステレオタイプにびっくりする。一斉授業は、講義で話しているだけ。子どもたちはまったく話すことができない。分からない子たちは放っておかれて、その子たちに対しては、授業中に何もしない。そんな一斉授業をしている人を小学校の現場で見たことないです。
僕が中高で受けた授業にはそのような授業がありましたけれど、そのような一斉授業はとても限られたもので、一斉授業の特徴として、一般化できそうにないです。



もうちょっと正確に自分が思ったこと、考えたことが振り返って分かりました。ステレオタイプのような一斉授業が事実としてあったし、今もあって、でもそうではない一斉授業も事実としてある。だから、ステレオタイプみたいな一斉授業が事実としてあったとか、今もあると話すのも書くのもいいと思うけれど、一斉授業はすべてこういうものだと一般化はできないです。読んだ本がアクティブ・ラーニングとは何かを説明するような本だったので、細かいけれど、そういう一斉授業とは全部こういうもんだという書き方にとても不信感や違和感がありました。申し訳ないけれど、その本をそれ以上読み進めたいとは思いませんでした。