- 作者: キャシーハーシュ=パセック,ダイアンアイヤー,ロバータ・ミシュニックゴリンコフ,Kathy Hirsh‐Pasek,Diane Eyer,Roberta Michnick Golinkoff,菅靖彦
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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日本語訳の問題かもしれないけど、
この表現は論理的にちょっと違うかも。
学習の中に遊びがある。
知育の中にしか徳育がないように。
遊びは学習。
しかし、学習が遊びであるとは限らない。
だから知育=徳育ではない。
「学習」や「知育」のほうがより広い概念だと思う。
学習の中に遊びがある。
どんな遊びにも学習的な意味があると思う。一人遊びにも。
見たことや自分が遊んだことを振り返って、そう思う。
というか、心理学的には、遊びには学習の意味があるのだ。
遊びには、どのような意味があるのか、心理学的に明らかにするっていう、すてきな重要な研究をされているキャシー先生。
この研究の結果はリーディング・ワークショップにも、イギリスで成功した小学校の事例にも重なる。チョイス。ファン。内発的動機付け。
四つの原理もそれぞれ強烈に大事なものばかりだと思う。
他にもいろいろな方が主張していることでもあるけれど、それだけ大事なんだと思う。
キャシー先生の主張の目玉はやはり遊びについて。
で、大事なことは、あっちでも、こっちでも、いろいろなところで見る。それだけ大事なんだろうな。
ゲントナーと同じで追いかけたい学者さんがまたできた。
学んだことを仕事に活かしたい。
絶版してしまっているけど、すごくいい本だと思う。