「私には〈他者〉を殺すことができないという倫理的な不可能生のうちに、〈他者〉の例外的な現前が書きこまれている。〈他者〉は、さまざまな権力のおわりを告げている」(エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』(熊野純彦訳『レヴィナスー移ろいゆくものへの視線』岩波書店