読書 苫野一徳

どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

「教育の力」よりも考え方の背景を丁寧に説明しています。すごくいい本でした。

教育の力 (講談社現代新書)

教育の力 (講談社現代新書)

p98
大正時代にドルトンプランが浸透しなかった理由の考察がある。


そういえば、パーカーストは学習を仕事と見ている。こういう学習の見方はイエナプランでもなぜだか同じ。ドルトンプランでは学習計画をたてて、その計画は子どもたちと教師の契約と見なされる。


フルにイエナやドルトンみたいなことは難しいけれど、子どもたちは学習を計画する練習をする必要が公教育にもあると思う。練習すればできるようになる。


時間割をカスタマイズするような取り組みを世界的には、小学校に入る前から確か練習している学校がある。