理論とコツ

教育学がそもそも人間に対する教育現象を対象としたものだから、どんな理論でも状況依存的。


でも比較的、状況に依存しない普遍的な理論がある。
例えば、ペスタロッチやヘルバルトの理論は教科を超えて通用する。
こういうのは、教育理論といってもいいのかもしれない。


こういった理論と比べるとより状況依存的だけど、上手くいくときに共通するようなものを見出せることがある。それをコツと言ってもいいのかもしれない。国語の作文教育、読む事の教育、体育のいろいろな教材の学習など、それぞれの状況依存的なコツがある。


アレグザンダーのパタンランゲージは、このコツの考え方にとても近いと思う。

アレグザンダーも牧口先生を思い出すような人だった。

パタン・ランゲージ―環境設計の手引

パタン・ランゲージ―環境設計の手引


もっておきたいすてきな本だけど高いなあ…。