教育の世界はいろいろな人がああだこうだ言っていて、自分でやってみて、実験してみて、確かめるしかないと思う。
子どもたちがチャレンジや本などで先取りして、理科の学習で扱う問題の答えをはじめから知っていることがある。でもきちんと実験方法を考えてやってみた結果から知識を構成するのと、直観なしの本だけの知識では、同じ結論でも、子どもたちの持っている観念の質はたぶん全然違ってくると思う。教育の世界でも同じだと思う。
教育の世界でもいろいろな人がああだこうだ言う。ああすべきだこうすべきと。でも偉い人たちの結論は矛盾していることがたくさんあるし、間違っていることもある。自分で考えてやってみて、やってみて考えて確かめるしかない。子どもたちが理科や社会科で帰納的に知識を構成していくのと、教員の仕事も教育学も変わらない。



だから考えよりも、
大人になっても、どの職業でも変わらない普遍的な思考法、考え方を学校で身につけられるようにするが大事なんだと思う。