「経験より出発せよ。/価値を目標とせよ。/経済を原理とせよ。/学習に於て、時間に於て、費用に於て、言語に於て、音声に於て、常に経済原理を旨とし、文化価値を目標として進め。/天上を仰いで歩むよりは、地上を踏み占めて、一歩一歩に進め。」『牧口常三郎全集第五巻』牧口常三郎
他にも読み進めていくと心力の経済という言葉が確か出てきます。心が楽になるようにしたいです。
牧口常三郎は、基本的に個別化教育反対の論陣にいました(しかし全体を読むと一方を完全否定しているわけではないですし、境界的な方です)。個性よりもまず通性だろうと。
僕は、経済を原理として、通性に着目しつつも個別化を目指したいです。




日本では今のところ、無学年の個別化の教育は、公教育とは別の教育になると思います。でも、日本がオランダみたいにそういったオルタナティブを公教育として認められる社会になっていってほしいとも思います。「経済」は効率や節約するという意味で使っています。僕は、公教育でも、無学年の個別化の教育でも、節約(効率)を原理として考え実践していきます。