比べることが大事だと思う。概念型の教育についても、ユーリア・エンゲストローム牧口常三郎だけではないけど、似たような教育と比べることで、その教育のパタンや本質、意味について、より捉えやすくなると思います。
 
僕の中では教員の側が重要な概念を捉えたり、構成したりすることを意識することが普段から自然にやっていて身についている感じ。子どもたちも同じことができるように、その子どもたちの年齢や状況に合わせて助けていくことも普通に意識している。教育って、計画設計する段階、実際に授業をしている最中とか、テストやら発表やら振り返りやら、色々なプロセスがあるけど、どのプロセスでも概念を視点に意識している。だいぶ前からそれがデフォルト状態になっている。
 
エビデンスをまたない。教員が重要な概念の視点を持っているのは、教材研究ですよね。子どもたちが知識(概念)を構成することには意味がある(また構成できるように助けていくべきだと思います)。効果が思ったよりもないというメタ分析をハッティの研究でみたことがあるけど、マインドセットの研究と同じでおそらく量的分析の方に問題があると予測します。おそらく自分の予想はあっていると思います。自分の省察の方を信じる。