ガンジーの楽観主義

ガンジーは確信の人だ。
ガンジーの楽観主義は凄い。
ガンジーの楽観主義はゆるがない。

ガンジーはこう語ったらしい。
「私は、どこまでも楽観主義者である。
正義が栄えるという証拠を示し得ると
いうのではなく、
究極において正義が栄えるに違いないという
頑固たる信仰を抱いているからである。」
「私は、手に負えない楽観主義者である。
私の楽観主義は、非暴力を
発揮しうる個人の能力の
無限の可能性への
信念にもとづいています。」

ガンジーの楽観主義は、
環境の分析によって、
生み出されるものではない。
客観的な見通しから、
生み出される楽観主義は、
環境の変化によって、
壊れてしまう。

ガンジーは自己洞察の果てに、
己の心中に、
無限の光源を見つけたのだと思う。
己に立ち返り、
この絶対的な可能性に対する信念から
出発する楽観主義は壊れない。

また、ガンジーはこうも語っているようだ。
「非暴力には敗北などと
いうものはない。
これに対して、暴力の果ては
かならず敗北である。」

内からの自律的なものがなく、
ただ暴力によって、
管理される社会は暗い。
一人一人の非暴力から
築かれる社会以外は、
必然的に敗北を免れないのだと思う。

池田大作氏のガンジー記念館での講演を聴いて
「不戦世界を目指して−−ガンジー主義と現代」
http://www.sokanet.jp/sg/sn/MemberMMovieChairman/SokanetMovie/1162331620370