協同学習2

国会図書館に行って『やる気満々、のびのび表現できる城山っ子をめざして : 指導と評価の一体化を図る授業実践の工夫(算数科) 』を読みました。
協同学習で小学校の算数の実践記録。とても参考になりました。手に入れたい。以下メモ。

1、振り返りシート 最後に振り返る。
 ①時
 ②月日
 ③めあてがわかったか(◎はよくわかったとか)
 ④めあてについてふりかえる
 ⑤協力できたこと・学び合ってできるようになったこと

2、役割分担
役割をローテーションでします。協同学習を取り入れる一つの方法です。

例えば、割り算の筆算だったら、
 ①たてる
 ②かける
 ③ひく
 ④おろす
で4人で役割分担をします。学びあいながら問題をチームで解く。4問やれば、役割が一周まわる。

他には、二等辺三角形の作図
同じように手順で役割分担。具体的に書いてなかったが、
やるなら、
①辺を書く。
②角を一つ書く。
③もう一つ同じ角度の角を書く。二等辺三角形を完成させる。
④作図の仕方を説明する。(まず5cmの辺を書きますとか)
こんな感じになると思います。

また、掛け算の筆算だったら、こう役割分担をする。

①式を書く
②一の位を計算する
③十の位を計算する
④計算の仕方を説明する

3、学習と評価の一体化という観点も大事という話がありました。

4、有田和正「身につけさせたい学習技能」(これものっていた)
①「はてな?」発見技能
②国語辞典の使い方
毎日一回使うとか。付せんをはるとか。小学校一年生から使うことを検討するとあった。僕も一年生から国語辞典を使ったほうがいいと思います。一年生がもっとも、読み物として国語辞典を楽しみそうです。一年生から国語辞典を使う学校の実践の報告もあります。
③辞典の使い方
④教科書の使い方
⑤資料集の使い方
⑥地図帳・地球儀の使い方
⑦発言・発表の技能
⑧聞き方の技能
⑨おたずねの技能
⑩観察の技能
⑪実験の技能
⑫見学の技能
⑬書く技能
⑭本を読む技能
⑮コンピューターを使う技能
⑯考える技能
⑰情報を集める技能
⑱話し合いの技能