叱ることについて

「集団統率叱り方の原則」水野正司を再読。

ダメな叱り方
①はじめは優しく接していたのに、問題が起きたときになってヒステリックに叱る。
これは、他の本でもありましたが、最初に厳しくしたほうがいいらしい。優しいから厳しいに行くのは難しいんでしょうね。

②個別に呼んで叱る

③長々としかる

④「どうしてそんなことをしたのか」理由をたずねながら叱る
これは、アドラー心理学系の本の結論とも同じだと思います。事実と解決に焦点を当てたほうがいい。

⑤「できて当たり前」「できないのが悪い」と思っている。
こんな心構えで、こられたら辛いと思います。


子どもの力を引き出す人は次にように叱るそうだ。

①集団の秩序を優先する(優しくするのは後からいくらでもできる)

②集団の中で叱る
たぶ場合によって個別対応は必要だったり、するべきでないこともあると思います。全体に、集団にルールを示すことが大事なんだと思います。

③短くアッという間に叱り終わる。

④理由は問わず、行動を問題にする

⑤「問題が起きるのが普通」「できなくて当たり前」と思っている。

・片方が99%悪い場合でも、けんかは両成敗。

・叱る相手が複数の時はくっつかせない。三メートル以上離して立たせ、孤立させる

・ほんの「ちょぴり」のひやかし・からかいも見逃さない

・過度な叱り方は叱られていない子の心まで傷つける。

・やったことを言わせる。それについてどう思うか言わせる。

事例とかも、とても参考になりました。
もう一回来年の3月くらいに、読もう。