叱ること2

『1分間マネジャー』を再読。
みっつのことが連動しているのがポイントだと思いました。
叱るにしても、例えば、いじめはダメだというのがあって、嫌がらせをしないとか、ひやかしをしないとか、行動の即した基準をもっていることが、大事だと思いました。前の本ともかなり共通点があった。

【一分間目標設定】
①自分の目標について同意(納得)し、承知する。
②良い行動とはどういうものかを知る。
③目標は一つずつ、二五〇語以内で一枚の紙に書きつける
④各々の目標は何回でも読み直す
⑤一日のうちで、ときどき、一分間使って自分の目標達成具合を調べる。そして、自分の行動が目標と合致しているかどうか調べる

【一分間称賛法】は次のようなときに、効き目がある
①前もって部下に伝えよ。彼らの仕事ぶりを指摘する意図があることを。
②その場ですぐに褒める。
③正しく、うまくやった事柄を具体的に話してやる。
④うまくやったのを見て、上司としての自分がどんなにいい気分になったか、それが組織やその中で働く人々にいかに役立つかを話す。
⑤沈黙の時間を置き、いかに気分がいいかを当人にも”感じ”させる
⑥引き続き同じように頑張るように励ます。
⑦握手をしたり、触れたりして、組織の中で部下が成功することを援助していることをはっきりわからせる。

【一分間叱責法】がうまくゆくとき
①部下がやっていることをはっきりと、曖昧でないことばで指摘するつもりだということを前もってはっきり知らせる。
②間違った点はただちに叱る
③何が間違っているかを具体的に教えてやる
④間違いを見てどう感じたかを部下に話す。確実にはっかりとして言葉で。
⑤不愉快でも、沈黙の数秒間を置き、あなたの感じをしみじみ相手に、味あわせる
叱責の後半
⑥本心から部下の味方であることがわかるよう、握手をしたり、肩に手を置いたりする。
⑦部下を高く評価していることを思い出させる。
⑧この状況での部下の実績は別として、部下に好意をもっていることを、もう一度、はっきりと言う。
⑨叱責が終わったら、それですべておしまいということをよく認識する