7つの鐘

第2回滝山祭創立者講演「スコラ哲学と現代文明」、大学の第四回入学式の創立者の講演「創造的生命の開花を」などについて大学の教員が講演した資料を読むと、創立者は西暦2300年まで、未来の構想、つまりヴィジョンを描いていることを知ります。前に読んでも驚きましたが、今読んでも少し驚きます。大学時代にお世話になった先生が創立者はグランドデザインを描く天才だとたしかおっしゃっていました。自分の孫、ひ孫の世代、さらにその先のことまで、ほんとうは考えて生きるべきなんだろう思いました。たとえばこうあります。
②第2の「7つの鐘」2001年から2050年
アジアをはじめ世界の平和の基盤をつくってまいりたい
③第3の「7つの鐘」2051年から2100年
『生命尊厳』の哲学を時代精神にし、世界精神へと定着させたい
④第4の「7つの鐘」2101年から2150年
世界の『恒久の平和』の崩れざる基盤をつくりたい
⑤第5の「7つの鐘」2151年から2200年
第4の「7つの鐘」の基盤のうえに、絢爛たる人間文化の花が開いていくだろう

「絢爛たる人間文化の花が開いていく」頃は確実に生きてないです。でも、そうなるための因をつむのが僕の使命ということになるのかな。『生命尊厳』について、創立者の論文があったのでもう一回読もうと思います。