図書コーナー 思考 発散

たぶんここ10年くらいで中学年を持つこと機会がある可能性はかなり高いと思います。希望では、4年生以上専門の教員になりたいです。なぜかというと、僕は広い意味で読書のアニマシオンに興味があり、高学年の方が読める本が飛躍的に増えて楽しそうだからです。あと僕の経験もたぶん高学年の教育の方が活かせると思います。一番興味がある教育のテーマが読書(良書)を通した人間形成です。

昨日帰りの電車で考えたのは、中学年の図書コーナーに、特に4年生くらいなら高学年向けの本を中学年向けの本と一緒にガンガン置こうということです。高学年なら、中学生向けの良書も置いちゃいたいです。なぜかというと、鶴見俊介や岡本太郎のエピソードからそうしたほうがいいのではないかと思いました。たしか彼らは小学生からトルストイなど大人が読むような名作を徹底的に読んだらしい。なぜ読めたかと考えると、彼らの努力や遺伝的な要因もあると思いますが、やはり環境が大きいと思いました。岡本太郎の場合は、親の岡本かのこがトルストイなどの名著を家で好んで読んでいたために、自分も読むようになったと読んだことがあります。母親がよき読み手のモデルになり、しかも手に取れるところ、しかも一番身近な家にたくさん本があったということです。「書物なき家は魂なきがごとし」どこかの誰かの言葉。ちょっとストレッチした本(良書)を図書コーナーにたくさんおきたいと思いました。