ブッククラブ

今日は国語の授業の時間をブッククラブの準備に使いました。
今割とうまくいっていると思うのは教科書教材からブッククラブへの流れ。




教科書教材の「海をかっとばせ」にある自分と作品をつなげる読み方、
つまり登場人物のワタルと読者である自分のにているところと違うところを考えるという読み方と
もし自分がワタルだったら、ワタルと同じように波の子に会ったらを考える読み方をブッククラブで読んでいる本でも使って読書ノートを準備するように課題設定しました。それに加えて文字なし絵本を2冊使って、その前に教えている質問するという読み方についても同じように必ずテキストに対して質問を考えてノートに準備するようにと課題設定しました。


結局「海をかっとばせ」一度だけで作品と自分をつなげる読み方が身につくようにするのは難しいと思う。
読み方を身につけるには要約と一緒でたくさん練習する必要がある。


教科書教材でこれを教えようとねらいをシャープにして時間を生み出せるようにする(場面分けについてはかなりあっさりやりました)。
そこから生まれた時間で自分で選んだ本で実際に使ってみるオーセンティックな場面をデザインする。
ブッククラブは教科書で学んだ読み方を繰り返すチャンスになる。
教科書でコンパクトに読み方をみんなで練習して、
それを自分で選んだ本で実践するという流れは自然でいいのではないかと思います。