「学問は綱渡りや皿回しとは違う。芸を覚えるのは末のことである。人間が出来るのが目的である。大小の区別のつく、軽重の等差を知る。好悪の判然する、善悪の分界を呑み込んだ、賢愚、真偽、正邪の批判を謬まらざる大丈夫が出来上がるのが目的である。」夏目漱石


夏目漱石とかショーペンハウワーの言葉が心により染みてきた、前よりも。
ただ本を読んでいるだけではダメで、良書を読んでよく考えて消化することが大切だとしみじみ思う。ただ読めるようになりましたがゴールではないんだなあ。


夏目漱石がいう大丈夫が民衆主義で求められる市民像だと思います。



30分間祈って本作りへ。
3月に楽しみにしていた『読書家の時間』がリリースされるらしい。どちらにせよ、『作家の時間』もそうだけど、この分野に続く人が出てこなければいけないので、その一人になる。僕は先駆するゴリさんやKAIさん、吉田さんや小坂さんたちのフォローワーです。


また自分が働きたくなるような学校をいつか作りたいとも思いました。
午前中は
Reading Workshop,Writing Workshop、Math Workshopと体育、午後はPYPやTCSのような探究学習をする学校。2月になんとか学校を見学しに行きたい。



ぶつぶつ文句を言ってもしょうがない。
働かせてもらっているわけだし、理不尽なことには文句をいってもいいと思うけれど。それも心にとどめておくのがベストか。


僕の立場と力じゃ今のところ公立学校をどうにもできない状況にあることが客観的に自分を考えて分かる。ボトムアップで動かせるような立場でもないし、そのような力もありません。
じゃあ自分の学校を作る力があるのか言えばまだない。でも前に進むしかない。そう文句を言っているだけじゃだめです。30分間祈る。