読書記録② 第一部教室

学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する

学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する



教室のデザインについて
トップ5
①リーディング・ワークショップ
②ライティング・ワークショップ
③探究学習
ポートフォリオ評価/パフォーマンス評価
⑤自主学習ノート/宿題

ちょっと考えてみた。また変わるかもしれないです。

①と④は少しできている。

p313
自己マスタリー
これはパーソナルポートフォリオの中の課題にある自分の願いや夢を書く実践と絡めて残り2ヶ月しかないけれどもやろうと思う。「あなたは、何を生み出したいのか」という鍵となる質問の答えになる夢のページと夢のために毎日やることのページを作る。2月と3月の終わりに振り返りをさせる。子によっては、夢が一ヶ月で変わることがあるかもしれない。


p319
自尊心という罠
自尊心という「自分自身」と「創ろうとしているもの」のどちらに焦点があるのかという話。面白かったです。創造に集中した忘我の状態がいいのかもしれません。



p330
宿題を意味あるのものに


宿題についてはもうすこし工夫ができる、改善の余地がたくさんありそうなところ。
3学期の改善で漢字貯金というものをはじめました。これは熟語や文を書いたらひたすらナンバリングしていって何回その自分が練習した分かるようにするということです。○500とか○1000とか回数をどんどん積み重ねるような取り組みでなかなか手ごたえあります。自主学習ノートもまたチャンスがあればいつかやりたいです。



p332 学習として評価

鍵は自己評価。自己評価ありの先生の評価と先生だけの一方的な評価は天と地の差があるかもしれない。


一方自分は自己評価だけというのも穴があると思っています。クラスの友だち、担任の先生、やはり他者の目を通してよくもわるくもはじめて自分を知れるということがあると思うからです。



p340
「生徒(あるいは自分自身)が受けた評価について、振り返る時間を設ける教員はほとんどいない。今していることから少し距離を置き、『さて、この2週間の授業から何を学んだのだろうか」と一緒に考えるメタ認知の仕事をしていないのだ。教員は誰でも生徒が自分を評価するシステムをつくることができる」
ポートフォリオタイムについて
ポートフォリオタイムの時に自分の作品をファイルに入れながら振り返るようにとしていたのですが、ルーブリックをファイルに綴じているので、それを照らし合わせて学習の成果を振り返りを書かせるようにしようと思いました。またこの時間に自分(教員)の評価に不満がある場合は証拠(学習成果/作品)と理由(ルーブリックからの)を述べて抗議してよいということにしようと思います。こうすることで、教員からの評価と自己評価とのバランスがとれるのではないかと考えました。



評価に関しては、評価は自分を知るためにある、よりよく学ぶためにあると目的をきちんと伝えることが重要だと思いました。


読むと協働的な学習(チーム学習)も少ししているなど、もうここで書かれているようなですでに実行していることがあるな思いつつ、すぐにできることとしては自己マスタリーの明確な導入とポートフォリオタイムの改善がすぐにできそうです。