読書記録①

学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する

学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する

134ページまで

自己マスタリーはその言葉を知らないときから自然にまた意図的にしてきたことだと思う。思い出すのは夢を大切にというディズニーの生涯を扱ったスピーチとこの自己マスタリーという言葉はご存知ないかもしれないけれど、実質、この自己マスタリーを小学校の教育で徹底していた先生。その先生は子どもたちの夢を大切にする先生でした。話に聞くだけだけど、凄まじい結果を出している先生でした。確かに受身の勉強や学習が能動的な学習や勉強に転換させる鍵となるのが夢であり願いでありビジョンであるかもしれない。それがあってはじめて学習が自分の学習となるのかもしれない。


今の生活の学習に自己マスタリーの要素を加えることができると思う。
でも大事なのはその夢について振り返って夢についてビジョンについて何をするのか考えて、またやってみて(アクション)振り返って修正してといったこと。使わないと意味なし。

ここまで読んでペスタロッチの教育学も思い出しました。


===========================================−
ペスタロッチー全集8巻平凡社
【解題】5項から主な教授の法則
1、教授の基礎は直観である。
2、学習の時期は判断や批判の時期ではない。
3、教授は最も単純な要素から出発し、そこから児童の発達に応じて心理学的の順序で行われなくてはならない。
4、教材は児童の自由の精神的所有になるまで、それぞれの点に留まっていなくてはならない。
5、教授は児童の自己活動によるべきだ。
6、教育上児童の個性は神聖なものとして尊重しなくてならない。
7、基礎教育の主要目的は、知識や技法ではなくて、精神力の発達だ。
8、知識には能力が、認識には技能が結びつかなくてはならない。
9、教師と生徒との接触、時にまた学校の訓育は愛によって行なわれ、愛によって支配されなくてはならない。
10、教授は教育の目的に従属しなくてはならない。
教授は心術の醇化ないし善への意志の強化を目的とし、内的の富を生産し、全人間を改善し向上させて、その生活と活動とに高い霊感を与えなくてはならない。
================================================−
「5、教授は児童の自己活動によるべきだ。」
なすことによって学ぶべきだと同じ話が出てきました。