インザミドル advocacy journalism  Profiles

In the Middle: A Lifetime of Learning About Writing, Reading, and Adolescents

In the Middle: A Lifetime of Learning About Writing, Reading, and Adolescents


弁護する説明を書くというジャンル。説得するタイプの説明文。
これは直接NPOを取材して、説明文を書くということらしい。
なぜこれをやるかという二つの理由がある。
一つは、人々や動物、環境を助けるためにお金や物、時間を贈与する市民に成長するため。もう一つは、直接的なリサーチを学ため。これは現場に行って、インタビューなどをしてそれを伝えるような内容だと思う。



(())優れたadvocacy journalism の特徴(p531)
これもモデルとなる文を子どもたちが読んで出したリスト。


advocacy journalismを書くためのプロセス(p532)
これは前のエッセイを書く時のプロセスと似ている。
問題を特定するところからはじまる。


インタビューの方法(p534)
これは言葉の省略やインタビューで最初に話す言葉など。


質問集(p535)


説明的なフレーズとインタビューを引用をするときに使われるフレーズのディスカッション(p536)



三グループに分かれて下級生にプレゼンをしにいく。
下級生は上級生のプレゼンを評価する。最も効果的だったadvocacy journalismが決まる。(p536)


助成金の話があって、そこがいまいちよく分からなかった。
このジャンルスタディで、取材に行ったNPOはそれぞれ250$の助成金をアトウェルの学校から受け取るみたい。ここらへんの事情がよく分からない。

作文の教師として、私たちは重要な結節点にいる。インストラクションをスタンダードなムーブメントのゴールと官僚言葉を一直線上にするために、私たちは再びインストラクションに注目することができる。また私たちは人間性の一つとして、作文にアプローチし、作文は、世界をよりよい場所にすることに貢献,プロセスの中で、よいことだと学ぶために、スタンダードを超えて価値ある仕事に関わるように招くことができる。

(p540)
このジャンルスタディの最後の段落。
難しい翻訳が…。なんとなくアトウェルの言いたいことが伝わった。


次はこの説明文のチャプターの最後、プロフィール。


A profile is an informal biographical sketch- not a detailed summary of someone's whole life, but a close look a person in action, often on a job.

(p541)

プロフィールの定義のところ。日本経済新聞で人物をあつかったエッセイみたいな感じか。この文の後に、プロフィールはエッセイやレビューと比べるとより物語的だという文が続く。


ここでもモデルとなる文章を子どもたちは読んでプロフィールの特徴を書き出す。それを宿題でやって、学校でグループを作ってという一連の流れは、これまですべてのジャンルで同じ。


他のミニレッスン。
・書くためのプロセスを教える。(p543)
・電話の台本。
アポイントメントをとるための電話の台本があるので、どんなことを話せばいいのか生徒に考えさせるのではないようだ。これはadvocacy journalismでも同じ。

・サイトでどんなことを観察すればいいのか、基本となるプロフィールのためのインタビューの質問を提案。
その前のジャンルもそうだけど、ここは教えちゃうんだ。アトウェルの理由は分からないけれど、何を教え、何を考えさせるのか、目的と時間に応じて、選り分ける必要があると思う。



・書き出しのアイデアのリスト
・書き終わりのアイデアのリスト
このところで常にリード、書き出しに帰れってある。それだけ書き出しを大切にしている。

・プロフィールチェックリスト


プロフィールが完成したら、新聞社の編集者にコンタクトをとるらしい。

このジャンルの最後のところで、
またドナルド・マレーの言葉を引用してから
「ライターにとって、問題はアドベンチャーだ」とある。
ここでPAのアドベンチャー教育を思い出しました。書くことも読むこともアドベンチャーなのだ。


アトウェルにも
考えさせるところ、教えるところがあった。
モデルとなる作文を読んで、その特徴を考えさせるところは、
読むことと、書くことを繋げる時に必要なプロセス。
その部分はただ教え込むよりも、読んで考えるプロセスがあったほうが、
子どもたちの自立した書き手としての成長にいいだろう。