コレクション6 真理と裁判形態   

コレクション6 「真理と裁判形態」
まだはじめの方がだけど、すごくおもしろい。
最近のニ三十分くらい毎日朝読書。 

はじめのほうにニーチェが登場。
ここでのキーワードは「発明」。

認識とは発明されたものだ。認識は本能的ではなく、先天的ではなく、本能に反するものであり、同様に自然なものではなく、反自然的なものだということ。これは反カント的。当時、新カント派全盛の時代だったらしい。そんな時にニーチェはこのようなことを主張した。



例えば詩も宗教も発明されたもの。


「発明」は「起源」と対立する言葉。
認識の起源は、本能、先天的にあるとするのが起源の考え方。
それに対してニーチェはそんなものなく、発明しかないのだという。



宗教はどれも道だなって思う…。ハイデガーとも繋がってくる。
ブッダは筏に例えていた。