大事なことに気づきました。
KAIさんやアトウェルの共通点。大村はまとも共通しているかもしれない。話したことや本を読んだことを振り返って、見ている視点や土台が違うと思った。目指している教育のゴールにグローバル人材とか、今の社会に中心があるわけではない(ちがっていたらすみません)。足もとだけではなくて、世界平和など遠くを見ている。少なくともアトウェルの『インザミドル』にグローバル社会とか、グローバル人材という言葉は一言も出てこない。アトウェルはどんな子に育てたいか、子どもたちがどんな読み手になってほしいか、どんな書き手になってほしいかと僕らに問う。
決定的な違いが出てくるところの一つだと僕は思います。


『ローカル志向の時代 働き方、産業、経済を考えるヒント』という本をリンクしながら恩師がこうつぶやいていました。

「世の中は、グローバル志向という、20年前の古くさい考え方から、サードウェーブ、ローカル志向へと転換しています。」

もしこれが本当だとすると、グローバル人材に教育を合わせようとしていること自体が時代遅れですが、教育現場が合わせられるころにはさらに時代遅れです。今ある社会よりも、これから創りたい社会に合わせたり、もっと普遍的なレベルのことに着目したりして教育を考えたほうが賢明だと僕は思います。


創りたい社会に合わせないで、今ある社会や少し先の社会に合わせていたら常に時代遅れになってしまうだろうと、よく思います。