フランス教育思想史

フランスにおいて
「集中化」「組織化」された学校が登場したのが8世紀頃。


もっと古代まで遡ると、西欧にはプラトンアカデメイアがあるし、中国でも三国志史書などを読むと「集中化」や「組織化」を特徴とする学校らしきものがあったのだと思う。



近代に続く学校の出現の鍵概念は、やはり「集中化」と「組織化」。
学校は、子どもたちのためというよりは、もともと社会的な要請からできたものだった。
ギリシャではアテネ、スパルタなど、それぞれの国の要請、フランスの場合はキリスト教の教会の要請で学校が組織された。



今でも社会的な要請のために学校があるという側面は事実としてある。
もっと不幸や悲惨が少ない社会のために。