アクティブ・ラーニングに答えはない。
授業改善の視点があるだけ。
だから実際のアクティブ・ラーニングは授業によって、かなり違う。



例えば「学び合い」「協同』「協働」「対話」といっても、その表し方の違いは激しい。算数の一斉授業の練り上げを「学び合い」という場合もあるし、西川純先生の『学び合い』も「学び合い」です。佐藤学先生の「学び合い」も「学び合い」です。



練り上げも対話的であるのは間違いないですが、それが主体的なことはとても少ないと僕は思います。ないとは言いません。場合によっては練り上げは必要なことだと思います。



でもアクティブ・ラーニングの推進のおかげで、今まででどちらかと言うと光が当たらなかったし、タブーだったことも認められる可能性が出てきたことは大きいと思います。アクティブ・ラーニングの視点(概念)が不断の検討を求めるから。