西郷文芸学は、マルクスガブリエルが批判する相関主義の範疇に入ると思う。
今、カントからデカルトへという思想の新しい潮流があるみたい。西郷文芸学はカントに近い。今は、カント的な考えが主流なんだと思う。だから、前の改定の時に国語の学習指導要領から主題という言葉が消えたという記事を読んだことがあるけれど、そういうこと。マルクスガブリエルもそうだけど、物自体は認識できるのだと、カント思想に挑戦する人が出てきているようです(面白そうだなー)。


『名詩の美学』は、補説で西郷文芸学の概説があって、全体像を掴めてよかったです。ぼちぼち『名詩の世界」の買い集めて読んでいきます。あとアトェルの詩のミニレッスン集も積ん読になっていて読みたい。ジャンルスタディとそのミニレッスンの関係が気になる。