教育パタンの効果量を計算して出すというのは、諦めよう。教育のパタンというのは、もうすでに効果量の計算がされていることがたくさんあるので、それと関連づけて紹介すればいい。
 
自分が目指す統計学のレベルは統計学の生産する専門知識をよりよく批判(吟味)して消費できるレベルと日常生活や仕事をする上で統計学を活用できるレベル。
 
アレグザンダーは数学専門出身だけど、建築のパタンの効果量の計算をしていない。アレグザンダーはパタン・ランゲージの本を10年以上の月日を経て完成させているけれど、自分で実験を設計して効果量の計算してたら、人生がいくつあっても足りない。何をやらないのかという制限は人生でとても大切だと思う。