子ども手当2万6千円、「議論当時びっくり」 首相答弁

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201102240560.html?ref=rss
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2011年2月24日23時35分

菅直人首相は24日の衆院本会議で、民主党が2009年衆院選マニフェスト政権公約)で子ども手当の支給額を月額2万6千円としたことについて、「議論がなされている小沢(一郎)代表の当時、ちょっとびっくりしたことを覚えている」と答弁した。党代表の首相が公約の実現性に当初から疑問を持っていたことを自ら示した発言だ。

 民主党マニフェストでは、小沢代表時代の07年参院選以降、子ども手当は月1万6千円から2万6千円に増額された。この日の本会議での首相の発言は、社民党阿部知子政審会長が「現実の財政状況で満額支給は当面不可能」などと問いただしたことに答えたもので、議場は一時騒然となった。

 野党は反発し、自民党谷垣禎一総裁は「小沢さんが提案したものだから責任を負わないぞ、と言っているように聞こえた。無責任極まる発言だ」と指摘。公明党石井啓一政調会長も「民主党マニフェストがいかにいい加減なものだったかが改めてはっきりした」と批判した。

 民主党の小沢氏系議員も収まらない。小沢氏直系の若手議員は「あまりに腹が立った。同僚議員と首相発言への対抗策を練る」と息巻いた。

 一方、首相周辺は戸惑う。岡田克也幹事長は「最終的に我々はマニフェストを選んでおり、びっくりしたけど合意したということだ」。政府高官は「首相は正直なのだが、本当のことを言ってはいけない時もある」と漏らした。

 首相は24日夜、記者団から真意を問われ「言葉通りだ。当時、聞いた時にびっくりしたことを覚えていた」などと語った。
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2月に仕事の合間読んだ時には自分がびっくりした。
あの時の彼は何だったんだ。教育の問題として考えたいです。
政治家を育てるという面でも、政治家を選ぶ国民という面でも問題があるんだと思います。教育(家庭も学校なども、自己教育も全部)の深さでこれから未来がどう転んでいくか決まると思います。これからのためにどうするのか。


当時、
「できないことをマニフェストとしてやれるとかいってるよ。とんでもない奴らだな」と思っていたけれど、一部分(首相と政府高官など)はその通りでした。首相と政府高官がその通りだったみたいなので、
民主党の議員のほとんどが同じ考えだったと推測します。


「首相は正直なのだが、本当のことを言ってはいけない時もある」
他の事例でも民主党議員は、
分かっていることを分かっていないふりをして自ら嘘をつき国民を騙そうとしていたと思います。憲法について基本的な理解がない議員なんていないでしょう(いてはいけない)。憲法についてありえない誤読をして、公明党を攻撃していた。国民を馬鹿にしているし、恥知らずだ。政治は妥協。こんな連中とも連携していかなければいけない現実。