読書 RW cris tovani I read it,but I don’t get it.” ③

I Read It, but I Don't Get It: Comprehension Strategies for Adolescent Readers

I Read It, but I Don't Get It: Comprehension Strategies for Adolescent Readers

Do I Really Have to Teach Reading?: Content Comprehension, Grades 6-12

Do I Really Have to Teach Reading?: Content Comprehension, Grades 6-12

途中から、
各章のまとめのところを先に読んで必要に応じて本文を読むようにした。
自分の英語の読書の目的が
英語力の向上だけではなくて、
授業の改善にあるから、全部読む必要がなかったからです。


・good reader…というまとめ方をしていて、授業で育てたい子ども像がよりはっきりしてきた。


スキーマ、前提知識などとつなげて読むことや、読む前、読んでいる時、読んだ後に質問をしながら読むこと、イメージするなど、理解の深めるためのストラテジーはそれぞれが独立しているだけではなく、それぞれが繋がっていることが明確になりました。


・よい読書家は自己モニタリングができる。今英語を読んでいるからよくわかる。英文の意味が分からないことがよくあるからです。分からないことが分かる。i don't get itなところ。よい読書家は分からないところ、混乱するところに出会っても読むことをやめないし、諦めないです。当たり前だけど辞書で分からない言葉を調べる、英文法を確認する、スキーマ(前提知識など)とつなげて読む、日本語のRWの本を理解の参考にする、読み飛ばす、すでに読んだところを再読するなどなど。そんなことをしながら読んでいます。この英語を読んでいる時の分からない感じは、読書が苦手の子の分からない感じと近いかもしれないです。でもテキスト理解のためのストラテジーの手数と実行力、そしてスキーマが子どもたちと自分はかなり違う。それに読むことの目的の明確さ、読むことの価値の認識、読むことへの真剣な気持ちもかなり違う。小学校においてある日本語の本を子どもたちが読むことが外国語の専門書を自分が読むより難しいなんてことはありえない感じがあるけれど、もうすぐ30歳の自分と子どもたちはかなり違うから子どもたちには子どもたちの難しいところがあるのかもしれない。15年間の読書経験と30年間の人生経験は大きいか。一番大きいのはスキーマか。でも問題は読みたいという気持ちと技術と練習だと思います。


・この本でよかったアクティビティは
Tチャートみたいなのに引用と考えを書くアクティビティ。
あと適当なテキストを与えて、分からないところ(confused)な言葉と読み取れるところに蛍光ペンで色分けして全部線を引くというアクティビティ。まずは混乱しているところの認識。次にじゃあ理解するためにどうしようかとなる。理解の修正のストラテジーにどんなものがあるかは教える。あとは柔軟にやってみること。あとスキーマとつなげる読み方でベン図を使ったり、他にもいろいろ活動があってよかった。まだ読めてないページがあるのでまた再読する。