2,3年生のために真剣に支援してきた本が、うれしいくもあるし、かなしくもあるけれど、今の四年生にとても役に立っています。でも悲しくなることはないと思いました。人の成長はそれぞれです。読むものがないとウロウロしていた子が最初に名探偵シリーズにはまって、その後もそれに近い難易度のシリーズをいろいろ読み、今は怪談レストランやぞくぞく村など少し字が小さい本も楽しめるようになってきましたし、自分から学校図書館に本を借りに行くようになりました。もともと読める子がもっと読めるようになるのも嬉しいけれど、こうやって読むことが苦手な子が力をつけていってくれることもまた違った感じに嬉しいです。本を読むことがみんなの人生の力になってほしいです。


成長のスピードもいろいろで、自分も遅いほうだと思う。ピアジェの仮説って嘘だなって最近思います。低学年でも抽象的な思考ができます。何年生だからこれは教えられないとか聞くことがあるけれど、あのおそらくピアジェの思想から生まれることが教育にとって、とてもマイナスに働いているだろうという仮説を出したいです。