今、英語文献を読んでいて思い出したのは、ロベルトバッジョというサッカー選手。確かバッジョはサッカーの上達にはとにかく練習だと当たり前に思えることを言っていました。読むことの領域でも同じだと思う。朗読などの精読やスローリーディングの価値を認めつつ、多読もスキーマやスキルの熟達などから大切で、精読か多読かということじゃないと再確認しました。読む領域でも量質転換がある。公立の小学校や中学校などの学校を振りかえった時に、特に多読に課題があると思う。それを改善するための具体策と実行が必要だと思う。国レベルでやるべきだと思う。まずは環境改善。

例えば優れた読み物のシリーズがすぐ手に取れる学級文庫にあることは基本的な環境だと思う。精選された優れたシリーズを学年か各学級に用意する。学年分あるだけでも、カゴに入れて学年で回せばいい。好きなシリーズや作家が子どもたちの中にできることが重要です。子どもたちの基本的な読書環境を整えることは社会の義務だと思う。本当に価値があることに税金を使うべき。