インザミドル

あすこまさんのブログを読みながら、インザミドルを振り返る、自分の実践の文脈に繋げるために。

[ITM]アトウェルの30年の歩み:In the Middle 第3版を読み始めた
http://askoma.blog.jp/archives/18655368.html



[ITM]アトウェルの授業の時間割
http://askoma.blog.jp/archives/18656809.html
[ITM]アトウェルの授業の宿題は?
http://askoma.blog.jp/archives/19352219.html
今年度は学年で読書が宿題になりました。今までプリントの宿題だったみたいなので、保護者の方には不安があるみたい。でも学年の保護者会で保護者の方に伝えられたのは大きいような気がする。毎日の宿題だということなのだから、本を買ってあげようとか、本を読むことを家でも求められることになる。今年度は読書をやらせたいという熱がとてもある先生と学年が一緒がなので、こういうことになることができて、この宿題がどのようになるのか楽しみです。読書記録が大切になってくるか。読書ノートにして毎日その読書の振り返りを書かせるか読書記録でみとるかになるかな。読書記録にしたので、あとはふだんの読書を教師がしっかりどれだけ見ているか、あと読書記録などでアセスメントすることになる。例えば今日の読書の時間に「マジックツリーハウス」のp126ページを読んでいたとする。次の日の読書の時間に何ページを読んでいて、どんな考えを書いて残しているなどを見ると家での宿題をやっているかをある程度アセスメントすることができる。心のつぶやきシートを導入するか。そうしよう。学年の先生にも紹介してみる。タイトルなどの読書記録と普段の観察だけだと難しそうです。やはりある程度思いや考えを書く機会が絶対に必要。僕のクラスはブックレビューを今年度もする。子どもたちには本を紹介することを一月に一冊期待すると伝えてある。つぶやきシートを振り返りながらやれると思う。まずは教科書の読み物で書いてあることに自分の考えを書く練習をして、それからつぶやきシートの導入をすること。はやいうちにやって、学年の先生にも伝えられるといいけれど、後手になってしまった。つぶやきシートを昨日の保護者会までに準備できていればよかった…。宿題を軌道にのせるにははやいうちに導入する必要がありそうだ。


読書の宿題をみとるって難しい。でもつぶやきシートか読書ノートで解決することができる。またアトウェルみたいにふだんの読書で何をどのページを読んでいるかなど記録してアセスメントすること。でもこれもいろいろな他のレターエッセイなどとの関連で子どもを理解するから、どちらにしても何かしたら自分の考えを書かせることが必要になってくる。


振り返っていたら、一週間の読書目標というシートを思い出した、見つけた。学年では読書ノートがないので、こういうシートにたよるしかない。使うか使わないか分からないけれど、学年の先生にシェアーすること。


自分の実践記録がためになる。いろいろ忘れてしまうので、書いて残すってことは大きいな。つぶやきシートも実践記録があるから、子どもたちに紹介しやすいし、同じ学年の先生にもシェアーしやすそう。


10の読み方も教えなくてはって、ああいろいろ抜けている。何をしていたんだと思う、自分。飲んでいたのだ。後手になっている。年度末から今まで忙しかったけれども、しょうがないか。もっと計画的に先手をうてるようにできればよかった。学年も三月の最後まで分からなかったからというのもあるけれど、とにかくしょうがない。がんばろう。


湯浅さんのことも突然思い出した。僕の仕事の子どもの溜めを作るのを助けることだ。これだけはぶれない。そのために僕のできる最大の支援をすること。自分の子どももいないし、これが僕の生き甲斐。



[ITM]第3版の鍵概念、hand over(手渡す)という考え方
http://askoma.blog.jp/archives/19352485.html

ちょっと大人として前に進んでいる書き手としての、読み手として姿、モデルを見せること。今年度も自分も書いていく。俳句も短歌も教科書にあるので、僕も書いてみること。子どもにモデルを示し、それは必ずしも教師の作品である必要はないかれど、子どもたちに評価基準を今年度は考えさせる機会を増やしたい。それはあらゆる教科で。


ここ二年間くらい自分が詩を書くことをモデルとして、たった二つの作品ですが、子どもたちにその書いたプロセスを見せれたことは大きかったと思う。自分が書くと書かないでは、かなり子どもたちのパフォーマンスが違ってくるし、自分が書くことで書くことのプロセスの理解が深まり、子どもたちに全体でも個別でもよく支援したり教えたりすることができる。


計画して書くこともあるけれど、今あすこまさんのブログとインザミドルと他の資料を往復しながら考えているけれど、ほとんど思いつくままに書いている自分がいる。でもこれでいい。計画的に書く実践報告はまた今度。今年度の夏休みある程度まとめて来年の三月に報告できるようにする。

[ITM]アトウェル、「教育のノーベル賞」候補者に
http://askoma.blog.jp/archives/20242487.html

この後ファイナリストに残って、さらには最後の一人にアトウェルが選ばれて本当にびっくりした。すごい時間をかけて学んでいる先生の先生がこうやって評価されることが素直に嬉しい。それに僕はこのリーディング・ワークショップアプローチに命を人生をかけてここ数年間やってきたのもあって、それも嬉しい気持ちに繋がっています。自分が数年間学び実践してきた方法や考え方が認められたということ。認められたらから正しいというわけではないけれど、一人でこの考え方や方法が有効だ、正しいと叫んでいるよりは、多くの人の理解と評価があったほうがいい。RWもWWもアメリカとか日本だけとかローカルな実践ではないのだ。教育におけるプロセスアプローチは世界の一つの潮流です。



「私はhandoverという言葉が好きだ。それはこの言葉が、大人と子どもの間にある生産的な人間関係が持つ、変わるものや変わらぬものを暗示するから。 それはhandoff(手放す)ではない。大人は行動的で、子どもを導きながら仕事をする。handout(配る) でもない。子どもも行動的で、意図を持ちながら仕事をする。...私たちはどちらも熱中している。 ....私がアンを教える時、彼女は私を見、私は彼女を見る。私はやってみせ、彼女は挑戦する。私たちは語りあい、やがて彼女が私をもう必要としなくなるまで、私は必要な時に彼女を助ける。 」p15
「ここには、伝統的な教え方も、その否定もない。子どもの意思と大人の介入に充ちている。そして、私がライティング・ワークショップを始めた頃の公式化されたファシリテーションとは違って、この方が人間同士の関わり合いとしてふさわしい。」 p15、あすこまさんの訳


子どもの意思と大人の介入に充ちているっていいなあ。アトウェルの考え方、好きですね。

[ITM]「捨てる」「やめる」ことを教える
http://askoma.blog.jp/archives/20802914.html



[ITM]統合カリキュラムには批判的...
http://askoma.blog.jp/archives/20802107.html
[ITM]リーディング・ワークショップの基本方針
http://askoma.blog.jp/archives/21764647.html

たくさん読んで練習するためにも、
教室に十分に本をがある、子どもがすぐ手を伸ばせばとれるところに十分に本があることが決定的に重要(読むことに抵抗感がある子が図書館にみずから足を運ぶことはほとんどないです。)。このハード面が問題が難しい。結局、先生個人にまかせるということになってしまうのか。それを乗り越えないと読書教育のおおきな流れの改善に繋がっていかないんじゃないかな。前のある学校というか、前のやとってもらっていた地域は、図書館から学期ごとに100冊は本を借りるということしていました。保護者の方がボランティアで本を選んでくれて、図書館のスタッフが学校に本を運んでくれていた。その100冊があるとないではかなり違うと思う。今の地域はこのような仕組みもなく、どうしたらいいかと悩む。学校図書館から二週間本をかしてもらえるので、あとは僕は学年の本棚に本を入れ替えるくらいかな。できることは。毎月図書館の団体図書で50冊往復はきついな。ふつう図書館の団体図書で100冊の仕組みが今のところにもあればいいのになあ。それも保護者の方のボランティアといろいろな方の思いがあってできていたのだと今になって思う。学校の団体貸し出しで学期くらいの長い期間100冊くらい借りれるシステムがその地域の公立の図書館にないのも司書の方から確認。一月50冊のために図書館を往復するのはちょっときついな…。まだ学年の廊下の本棚から、校内の図書館までなら休みの日の30分間くらいでなんとか返却とかしてもらうことができそうなのでやれそう。なんとか学年の子たちの読書の助けになりたい。がんばろう。意味があるだろうと考えられることを少しずつ。


前の学校のシステムで300冊くらい本を長い間教室に置ける仕組みがほしい。これである程度本を読むを時間が保証してあげるだけで、決定的に変わるし、効果があると思う。


しかもその300冊。小学校なら、シリーズのセットで用意して貸し出したほうがいい。バラよりもシリーズなら登場人物が続いていて、より多読に繋がりやすいからです。ここらへんの改革を政治家の人たちにやってほしい。自分にはどうにもできそうにない。何かできることがあるのでしょうか。政治家に手紙にでも送りますか。


これをやるのに、本のコストと人のコストがあるけれど、投資する価値があると思うけどなあ。


この国の教育予算のことを考えても不思議だなあって思う。こんな資源が少ない国では、人を育てるしかないじゃん。ここにお金の面の効率を優先して、長期的な視野にたてないってどういうこと?って思う。いろいろな意味な不幸なことだと思う。



300冊だと本がなくなっちゃうし管理が難しいか。でもせめて100冊くらい半年とか学期とか支援してもらえる仕組みがあったほうがいいかな。






[ITM]「Reading Zone」に入る
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[ITM]授業中に「書く時間」を確保する意味
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[ITM]カンファランスのガイドライン9か条
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[ITM]Global Teacher Prizeのトップ10に選出されたアトウェル
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[ITM]第2版から第3版へ、15年間のアトウェルの変化?
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[ITM] アトウェルが批判するもの(1)
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[ITM] アトウェルが批判するもの(2)
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[ITM]レター・エッセイを書く
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[ITM]ブッククラブではなくラウンドテーブル
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[ITM]読み手を/書き手を評価する(1) 柱は自己評価
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[ITM]読み手を/書き手を評価する(2) 教師からの評価
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[ITM] アトウェルはなぜ詩を重視するか
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[ITM]マニアック?な詩の授業
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リーダーズラウンドテーブルはやろう。今年度はブッククラブをやらない予定。もう少し置いているけれど、その分ブッククラブ用の本を学年の本棚にまわせるかもしれない。レターエッセイもまたやりたい。しっかりとした文章を書かせようと思うとブックレビューよりもレターのほうがいいかな。煩雑になるからレビュー一本に絞るか。


あすこまさんのブログを読みながらいろいろ思い出していたら、いろいろ課題が見えてきた。

今月の読書会の範囲を再読しなきゃ。



子どもに評価基準。