In the Middle: A Lifetime of Learning About Writing, Reading, and Adolescents
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クラス全員がひとつになる学級ゲーム&アクティビティ100 (ナツメ社教育書ブックス)
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KAIさんの本とアトウェルの本の授業作りをベースに
小学校三年生国語の話す聞く単元の授業をしました。
http://askoma.blog.jp/archives/28975653.html
子どもたちに評価基準(ルーブリック)を考えさせる(足りないところは助言するけれど)というのが今年度の基本方針。
だめな聞き方のロールプレイとよい聞き方のロールプレイを自分がしてから、1、2年生の時の話す聞く授業、また日常経験も思い出してもらって、よい聞き手とは何か考えてもらいました。
みんなで評価基準を作り出してから、KAIさんの本にあるペアコミュニケーションのやり方をベースに、僕は一つのペアで二分から三分間話して(その半分の一分半でベルをならして話し手を交代。時間の調節で三分から二分になった。)、ひたすらペアを変えて、今日の出席者は32名で16回ペアを変えてペアでの対話をやりました。KAIさんの実践だと確か二重の円でやるのですが、僕は号車の校庭側の子たちに席を一つずつ移動してもらう方法でしました。
運動会の練習を挟んで二時間。前半に8回をペアを変えてペアコミュニケーションをして、ソロで作家ノートに振り返り。全体で共有(ここで評価基準の付け足しがありました)。後半にまた評価基準と先ほどの全体で共有した振り返りを確認して、8回ペアを変えて、ソロで作家ノートに振り返って全体共有。
ここでの振り返りはまた学級通信を使って共有します。子どもたちが出した評価基準は僕がワードでまとめて印刷し、それを拡大したものを教室にはって、明日からもその評価基準を意識して生活、学習できるようにしました。
残念ながら、めあてにそって振り返れていない子も何人かいましたが、全体的にとても楽しかったようです。クラス目標ともリンクさせながら、今日の経験を明日からの学習に活かせるようにしたいです。途中で止めて修正しましたが、一部ふざけもあったので、学習に向かう姿勢にはまだ課題があります。
体験学習サイクルを一日で二回、回せたのはよかったと思う。振り返って考えてみて、もう一度チャレンジするチャンスがあるって大切だと思う。
あとよく聴いてもらう気持ちよさ、嬉しさを体験できたという声がたくさんあってよかった。
この授業は授業の構成がかっちりしていて時間の調節もできるし、授業参観でやりやすそう。
http://askoma.blog.jp/archives/30554401.html
あすこまさんのブログで、
授業のルーティンについてふれられているけれど、僕もこの力をうまく使いたいと思う。