経済を原理とせよ

体験学習はより時間がかかっても人がより成長できるから有効と言えるわけです。「経済を原理とせよ」という創価教育学のスローガンは今もまだラディカルです。経済はあらゆる教育方法や教育理論の科学的研究の基準となる原理です。ちなみにこれはマッハという物理学者・哲学者(マッハという単位を創り出した人です、たしか)の哲学を教育の分野に応用したものです。



「思考の経済、つまり事実の経済的記述、これが科学の本質的な課題である(マッハ著『感覚の分析』)」


これは極めて当たり前に思えるが、軽視されている原理。



人間の原理から、
ただ関心に徹底的に沿えばよろしいという答えに賛同できないのはこの経済の原理があるからだと思う。