けっこう美味しい日本酒を両親と妹に飲ませてあげられてよかった。



今いろいろ学び直していて(ほとんどお金かからず)、
カント、ヘルバルト、デュ−イ、戸田城聖(『推理式指導算術』など)、牧口常三郎、ナンシー・アトウェルここらへんの人の認識を深めることが、授業の根本的な改善に繋がりそう。その改善をしたら、すべての子ができるようになるなんていう魔法みたいなことではないです。しかし根本的改善といえそうなもの。学習者も教員にとっても、より少ないコストで、よりよい結果を期待できるという点で根本的な改善です。


牧口たちの理論は、
ここ10年から15年くらいの日本の国語の教科書の変化とも関連している。
たぶん前の国語の教科書の説明文は、例文を前はシングルで教えるように作られていたのですが、10年前か5年前くらいから、説明文が二つ国語の教科書にのるようになった。僕は一つの時から、自分で基本となる説明文(一年生の教科書にのっていた「いろいろなふね」)を教材として与えて、教科書の説明文と比較させるようにしていました。それは類推による学習が効果的であるという知見による教科書の改善だったと思う。哲学の世界でも、認知科学の世界でも、教育学の世界でも研究され続けてきたことだからだと思う。教科書を作る人たちもがんばっている。理科の教科書も市販の理科の本にある風車の実験に、風の力のところの教材が変わった(なぜ変わったのか)。いろいろ工夫しているのだと思う。ただその変化に教員が、教科書を使う側がどのような意味があるのか、知っていること、理解していることは大切かもしれない。それがないとその変化の活用を失敗してしまうかもしれない。