困難なときにある友へ
愛する友よ、この暗いときにも
僕の言うことに耳を傾けたまえ
人生が明るいときも暗いときも
僕は人生を決して罵りはしない
輝かしい太陽も、吹き荒れる嵐も
ともに同じ天の見せる表情なのだ
甘いものであれ、苦いものであれ
運命は良き食物として僕を鍛える
魂は曲がりくねった道を歩みゆく
だから魂の言葉を読むことを学べ
それは今日苦しみであったものを
明日はもう恩寵として讃えるのだ
死にゆくのはただ未熟な者ばかり
そうでない者は神から学ぶだろう
低いものからも、高いものからも
真心あふれる感性をはぐくむ術を
あの最後の段階に達して初めて
僕らに休息することが許される
それは父が僕らを呼んでいる所
僕らが天を仰ぐことのできる所