これからの思考の教科書 ?論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方?
- 作者: 酒井穣
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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考え方(考える方法)が整理できてよかったです。良書。
インテグレーティブシンキングは、
西洋哲学の止揚、仏教の中道と同じような話だと思う。細かい差異はあるのかもしれないけれど、大きく括ると統合的な思考の話。
思い出すのはアインシュタインと量子力学の人の話。物質の最も小さい世界では物質は確率的に振舞うらしい。それに対してアインシュタインはそんなわけないというようなことをいったという話。統合的に考えると世界の実相は必然性と偶然性の総合したものであるということだと思います。自分はそう考えています。必然性も偶然性も宇宙の実相の一側面に過ぎないと思われます。おそらくスピノザの世界観は部分的にしか合ってないと思います。自由なんてないとういう話。
ロジカルシンキングはいい復習になった。
ミッシーの話久しぶりだった。ほとんど意識して活用できていない。
網羅性。「意欲をデザインする」のARCSの4つの項目をさらに細分化したリストは、網羅性をカヴァーするのに役立つと思います。