読書へのアニマシオン

今日は読書へのアニマシオンのワークショップ。講師は黒木秀子先生。ものすごくよかったです。今度は計画的にアニマシオンをしたいと思いました。

おふろやさん (こどものとも傑作集)

おふろやさん (こどものとも傑作集)

これは質問する、予想するという読み方を学ぶにはとてもいい文字なし絵本だと思います。いろいろな質問に思考を促がされながら絵本を読みました。メインはある見開き2ページで見えるものを一人一人順番に説明するという活動。例えば「亀の湯のとなりコインランドリーある」「コインランドリーの中に白いズボンをはいた男の子人とに二層式洗濯機」があるなど。
ねむりひめ (世界傑作絵本シリーズ)

ねむりひめ (世界傑作絵本シリーズ)

一回目はふつうに読み聞かせ。その後にカードを引いて当たった役になる。読み聞かせでその役が登場するときにその場(紙が置いてある)に行って演じるというゲームでした。楽しかったです。みんな演技が上手でした。演劇が学習発表会だけとかもったいないと思う。演じる系のアニマシオンのワークショップはとても面白いと思う。動作だけなのでよい練習になる。明日リハーサルだからなシークエンス的にはもうちょっと前にやるのがベストだったか。どちらにしても演劇的で活動的な授業は面白いと思う。



・アニマシオンとは
「読むためのおけいこ」「読書のトレーニング」
・主な対象は「本が苦手な子」
・読める子のイメージをはっきりもつこと。読書に限らずとても大切なこと。少しずつ明確になってきました。
・頭の中で映像にできることが読めたということだとよく言われるが、抽象的で論理的な内容もあるのでそれだけでは読めたということを説明できない。
・「読めるというのは読んだ内容が頭の中の引き出しに整理されておさまること。」読めたということの一つの証拠にあらすじが書けるということがあるという認識が最近強くなってきていてそのことと重なると思います。読んだことから大切なことを落とさずに物語を再構成できるということは読んだ内容が頭の中に整理されておさまってないとできないと思います。
・美術館のアニマシオン(絵を読むトレーニング)→読書へのアニマシオンの誕生
→アニマシオンを継続することで読み聞かせを注意深く聴こうとする態度を育てることができる。
・ふざけすぎちゃう子の予防→ルールの共有