読書 『「読む力」はこうしてつける』 『リーディングワークショップ』 

「読む力」はこうしてつける

「読む力」はこうしてつける

リーディング・ワークショップ?「読む」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ《ワークショップで学ぶ》)

リーディング・ワークショップ?「読む」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ《ワークショップで学ぶ》)



昔がんばってリーディングワークショップの本を英語で読んでいた時に最も印象に残っていることが、リーディングワークショップで一番楽しい時間は何かという質問に子どもが自由読書の時間(自分で選んだを読む時間)だと答えていたことです。ブッククラブでもリテラチャーサークルでもないし、なんだそれと思ったのですが、自分につなげて冷静に考えると当たり前のことだと思いました。やはり自分で選書して自分に合った本を読んでいる時間は、多くの人にとって楽しい時間です。


今年はやっていること。
・子どもの読書環境をできるだけ充実させること。つまり学級文庫の充実のために行動する。
・できるだけ自由読書の時間を創ってあげること(ほぼ毎日《月曜以外》15分間の読書の時間がある)。
・できるだけ毎日読み聞かせをすること。
・2学期は忘れていてできていないのですが、読んだ本リストを書きながら簡単な☆の数のおすすめ度で本を評価した記録を学級通信で共有すること(振り返るとこれは効果が大きいです。今年も黒魔女さんシリーズがはやりました。2年生でも読める楽しめるみたいで、多くの女子が読んでいます。2年生が十数巻あるものを全部読んでいます。きっかけは子どもたちが読んでいる姿を目にすることとそれに加えて評価の共有にあったと思われます。)
・読書へのアニマシオンを2回。読み間違えた読み聞かせと「おさるのまいにち」をバラバラにしたものを正しい順番に並び替えるというゲームをしました。
・しおりなどのミニレッスン。
・本の紹介文(これは学年でやるときまったこと。せっかくステキな絵付きの紹介文なのにうまく共有できていないことは自分の怠慢です)


『「読む力」はこうしてつける』ざっと一読させていただきました。読書へ子どもたちを導くための本当に有難い素晴らしい本だと思いました(残念な英語の力の自分には特に!)。『リーディングワークショップ』とあわせて熟読をして、子どもたちを読書へ導くために最大限の努力をしたいです。人生を左右する読書です。時間がなくなってきた。できることをしてあげないと後悔するに違いない。まだまだできることがたくさんありそうです。


あと『読書家の時間』がいつか出版されるだろうと自分は楽しみにしています。