Nonfiction Craft Lessons: Teaching Information Writing K-8
- 作者: Joann Portalupi,Ralph J. Fletcher
- 出版社/メーカー: Stenhouse Pub
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: ペーパーバック
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Kー2
・Exploratory:Observing the world
観察文。まず見てわかることを書くのが基本か。
理科の観察文でかなりやっている。
・Exploratory:Talkking Before You Write
タイトルの通り書く前になにやら語っている。それがいいのかわからないが結果としては写真を見ながら作文をするという話。
・Exploratory:Taking note
ノートのとり方。K-W-Lストラテジー。トピックについて知っていること、トピックについて知りたいこと、トピックについて学んだことから分割してノートをとる。使ったことがないけれど、何かノンフィクションの絵本をたくさん用意してこのノートのとり方で読ませるといいかもしれない。たしかのストラテジーのアレンジもある。もっと知りたいことなどを加えてノートを4分割するたしか。とてもポピュラーな方法みたいでいろいろな本に出てくる。
・Exploratory:Collecting ”Dash Facts”
ノンフィクションのテキストから事実を書き出すという内容
・Exploratory:Taking Notes from an illustration
コブラのノンフィクションの本を見せて、ピクチャーから分ったことをポストイットにノートするという内容。ノンフィクションで絵や写真は大切。でもこの本にはない。
・Exploratory:Talking about your research
”Reading and writing float on a sea of talk"
”The best way to really understand what you're learning is to teach someone else."
作家の椅子に招待して書いていること、探求していることについて教えてもらうという内容。話すこと自体が書くことを助けるんだと思う。読むことも同じ。とても基本でシンプルで大切なことだと思う。
・Exploratory:Listening for your voice
ペアで書こうとおもっているサブジェクトについて聴き合うというもの。ホワイトボードミーティングを思い出す(岩瀬先生の)。あのブログでみた作家の時間の岩瀬先生のホワイトボードミーティングはとても書くことを助けていると思う。やりたい。
http://d.hatena.ne.jp/iwasen/searchdiary?word=%BA%EE%B2%C8%A4%CE%BB%FE%B4%D6&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail
ライティングワークショップのリーディングワークショップも伸びしろがありすぎる。
・Writing a Table of Contents
目次を書くという話。どの学年でもとっても有効らしい。トレメンダスバリューと書いてある。まずクロゼットでぐちゃぐちゃで服を見つけるのが大変な時に、衣類を分類して整理すれば問題解決するという話のあとに、本でも同じだと続く。鯨の本を紹介。2ページ目の見せてこれを目次というと紹介。当然書き手としても書くことを促がす。国語の教科書にもある内容。こういうノンフィクションの本で目次を教えるのはいいかもしれないです。
・Anticipating Reader's Qusetions
読み手の質問を予想して書くという話。岩瀬先生のブログで読んで実際にミニレッスンしたことあります。鉄板ネタだと思う。読み手はどんなことが分らないかを考えて書き手と読み手の溝を埋めるように書くこと。
・Labeling a Picture
これはノンフィクションで絵や写真は重要だいう話の続き。
ノンフィクションの絵や写真の下にその絵や写真をラベリングする言葉を書くという話。
鳥の本にある絵を紹介。絵のしたのところに「ロビン」という言葉があるを紹介。。
このことをラベリングというと教える。子どもたちが書くときにも伝えるのを助けるためにラベリングをすることを奨励。
・Making Diagram
絵や写真の話の続き。図をかく。
・Drawing a Series of Picture to Show Change
これは継続観察。理科でやってことそのもの(一学期)。
・Figuring Out What Is (and Isn't) True
これは木に関する絵本を見せて、
七つ目がゴムの木(ゴムからできている)、8つ目がお金のなる木。
自然と自然ではないものを見分けるというミニレッスン。これは必要なのか。
意見と考えを区別するという日本の国語で求められていることに似ているかもしれない。
・Writing an Alphabet Information Book
アルファベットブックをつくるという話。日本だったらあいうえおブックを作るということか。K−2は幼稚園の年長?それとも小学校二年生なんだろうか。ここが実はよくわかっていない。
・Creating a "Description Card" for an old object or artifact
古いティーセットについて説明カード書いている。日本でいうと、社会科で下駄とか古い道具について調べるところだと思う。去年4年生でやった。
・Writing Through a Mask
「のはらうた」みたいな感じ。山などになりきって書く。pretend
K-2はまだ幼稚園だということがわかった。
・Writing an Acrostic Information Poem
例えばSHARKについて調べていたらそのアクロスティック・インフォメーション・ポエムを書く。
Swiming through the ocean
Hungry and ferocious、
Always ready to strike、
Rrestlessly searching、
Keepiing other fish on their toes!
・Designing a Question/Answer Book
「イルカの眠り方」のような説明文を書くという話。はじめに問い、中に説明、終わりに答え。
・Drawing on Personal Experience
ノンフィクションを書くときに例えば星について調べていて専門家の言っていることだけじゃなくて、書き手の考えや気付いたことも書くという話。
・Using a Story to teach Information
情報を教えるときにストーリーを使うという話。
具体例としてボックス・タートルという亀が出てくる。課題として動物をストーリーを使って、例えば子育て、えさ探しなどを教えてとある。
・Begining with the setting
これははじまりの工夫の話。例えば「これは亀の話です。」とはじめるのではなくて、読み手に興味をもってもらえるように、亀の生活する環境の描写からはじめる。
It is early morning and the birds are beginning to waken. They sip water from samall pools froma the leaf-coverd ground.と言う感じにあと2,3行記述があって最後にTurtle is awakeとある。
絶対というわけではなくてこういった工夫もどうでしょうかというところか。
・Using Comparisons
比較を使う、説明に。例として女王蜂が生む卵はこの文終わりにあるピリオド(.)よりも大きくとある。理科の観察記録で子どもたちはけっこうやっているかもしれない。
・Repeating a key line.
歌のリフレインみたいに、説明したい大切なラインを繰りかえすという話。
・Speaking Direcly to the reader
読み手を忘れがち。読み手に直接語りかけるようにノンフィクションの文章を書くという内容だと思います。「もしあなたが蝙蝠なら、」〜ができるというのが繰り返しある本が具体例として紹介されている。
・Adding supporting details
ビックアイデアだけになっているところがありがち。そんなときは、
具体的な説明を加えるという話。
・Writing with Voice
事実に意見も書くという話。
K-3 K-4
・Exploratory: Using Question to Outline
マレーの有名な本のやり方らしい。
ふつうアウトラインのオルタナティブ。
自分が調べているトピックにたくさん質問を出す。
Saltwater taffyというキャディについてたくさん疑問を出している。
・Expoloratory:Outlining the Beginning, Middle,and End
これもマレーの方法。
ワークシートは縦に四つに分かれている。
一番左のスペースはブレスト、そしてはじめ、中、終わりとスペースが続く。
自分の調べているトピックで作文に書きたいことをブレストする(一番左のスペース)。そしての書きたいことを矢印マーク(→)を伸ばして、はじめ、中、終わりのどこに書きたいから表すという方法。
・Jazzing Up your title
タイトルの修正の話。最初は「蜘蛛」とか「鯨」とかジェネラルなタイトルでOK。でも後々読み手の興味をそそるようなよりよりタイトルを考えようとある。
工夫の例としては、①驚かせる②ユーモアを入れる③形容詞+名詞でアリタレーションを使っているタイトル④意味を狭くする。Dinosaurs→Predators of the Nightなどがあった。
・Writing Subtitiles that teach
サブタイトルを書くという話。
・Narrowing Your Focus
テーマを絞るという話。例えば宇宙→木星の月”Ganymade"
・Focusing on the One
・Writing an Introduction
・Writing in pragraph Form
段落に分かれてないなのと、分かれているのを
プロジェクターかコピーを用意して提示する。見せるのが一番はやいですね。
段落は見た目も、意味の理解も助けます。
・Writings a Topic Sentence
トピックセンテンスというのは段落のメインアイディアと一文にしたものと同じだと思う。
フォースクウェアメソッドで去年の4年生にも今年の3年生にも教えた。
・Using subheading to organize
副題、小見出しを使うこと。
・Describing Your subject
写真と絵が言葉に代えられないので、
自分の作品を読み直して、きちんと記述できているか確認する。できていなければ言葉でサブジェクトを記述するようにする。
・Using Supporting Details and Examples
細かいディテールや具体例を使おうということ。
シンプルに大切なところ。一つは段落にはトピックセンテンスと少なくとも具体的な話が少しはあってほしいと思います。ここは評価した(「気になる記号」という説明文を書く単元、一学期)。ディテールに乏しい説明文にAはつけられない。
・Leaving Out What the Reader already Knows
削除(修正)の話。自分の作品の読者になって注意深く読み返し、
ああもう知っていたよという内容は削る。
読者を信じよう。これはさらに深め興味深いパートを伝えるチャンスになる。
・Using Commas to the list multiple facts
繰り返しを防いで文を読みやすく修正する話。
蝙蝠はAで生活する。蝙蝠はBでも生活する。蝙蝠はCでも生活する。蝙蝠はDでも生活すると4つ分があるとすると、例えば蝙蝠は、A,B,C and Dで生活するというようにコンマを使って一文にまとめて読みやすくするという話。無駄な反復を避けることができる。日本語だとどうなんだろう。
・Putting Voice into Nofiction Writeing
ドライな感じになりやすいノンフィクションに自分の声(意見)を入れる試みの話。
http://www.amazon.com/Wolves-Seymour-Simon/dp/0061626589/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1343586358&sr=8-1&keywords=Wolves+seymour
お手本のテキスト
・Putting the reader into your writing
主題に対して門外漢の読み手を、本の世界へ跳躍させるための工夫。
例として「あなた」と読者に呼びかける方法が提示されている。
http://www.amazon.com/Are-You-Snail-Backyard-Books/dp/0753456044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1343587105&sr=1-1&keywords=Are+you+a+snail+allen
お手本のテキスト
・Using Repetition for Emphasis
詩などで使われる繰り返しの技法をノンフィクションでも使う話。
・Using Comparisons
説明に比較を使う。
月を説明するのに日常の生活との比較と例えば使う。
月で野球をすればヒットみんなホームランになる。最初のベースには10歩で行ける。
・Selecting Fascinating Facts
ノンフィクションを読んでいても、
あるサブジェクトを調べていても、
退屈であったり、もうすでに知っているよということも多い。しかし驚くべき事実に出会うこともあるわけで、それを探そうという話。
・Writing Strong lead for a biography
平凡にはじまりがちの伝記の書き出しの工夫。小さいころのエピソードではじめたり、引用ではじめたり。
・Attending to Setting
サブジェクトが存在する場など設定をしっかり描くことも
サブジェクトの説明を助けますよという話。
・Using strong verbs
サブジェクトを説明するときにPassive verb to beを使ってしまいがちだけれど、
Strong Verbsも使ってみたらという話。
A wrench is used to turn a nut.
→Wrench turns the nut.
→Wrench turns the pipe
→Wrench loosens, wrench tightens.
→Wrench wrestle metal.
最後の一文がいいと思う。
・Including Detailed Drawings
説明文の本やレポートを書くときに、
上手に絵や写真を入れることを奨励する話。
・Writing book blurb
ブックレビュー・ブックコマーシャルとほとんど同じ取り組み。
・Writing a Caption for a photograph or Drawing
キャプション、これは図工でやりました。
同じことをノンフィクションのレポートや本作りでもやればいい。
・Creating a Glossary
一つのトピックを追求しているときに新しい言葉にである。
それをレポートや本にしている時に、読者に特に知ってほしい言葉があったら、
作品の最後にGlossaryとしてまとめみてはという話。
・Teaching information through a poem
レポートにティーチング・ポエムを入れてみてはという話。
K-5からK−8
・Exploratory:Activating prior knowledge
サブジェクトについて知っていることを書き出す。
K-W-Lストラテジーの最初の部分と何が違うんだろう。
・Exploratory:Coming Up with good questions
K-W-Lストラテジーの真中の部分のもっと学んでみたいことを出す=質問を出すこと同じだと思う。
・Exploratory:making it lively
・Exploratory:Writing a Frash draft
説明文に逸話をいれるといいという話。
・Putting tension in your title
タイトルの修正
・Using Subheadings to Organize information
またサブヘディングの話。
この前にあったミニレッスンと同じ様な話が続く。
インメーション・ライティングの本だった。
同じノンフィクションでも日記やエッセイもある。
日記は亀村五郎さんなどに学んだことを2学期に活かしたい。
次はフィクションを書くときのミニレッスンについて読む。