チェックリスト RW WW

WW


WWのマネージメント

□作家の時間とは
・過去の子どもの作品
・作家ノート
□作家コーナーとは
□作家の時間の約束
□作家の時間の1時間の流れ
□作家ノートの使い方
□作家の時間のスケジュール
□書くための道具の使い方
□ホッチキスとホールパンチ
□作家ノートとは?
□コンピューターとプリンターの使い方
□パワーポイント・エクセル・ワードなどの使い方
□作家のウェブサイト
□インターネットの使い方
□原稿用紙
□声のものさし(大きさ)
□静かに書くことの理由
→書くことは考えること。みんながベストをつくすため。
□自己評価
□どうやってささやくのか
□ピアカンファランスの場所
□ピアカンファランスの記録
□修正のチェックリストの使用
□出版の方法
□カンファランスをする理由
□作家ノートでのスケッチ
□評価基準表
□読み書きハンドブック
□完成原稿提出箱
□未完成原稿ファイル
□完成原稿ファイル
□アンケート

書くことの慣習


□よく出会う言葉(そして、それ、です)
同音異義語
□段落とは?
□テキストの中の段落を理解する
□段落の書き方
□段落の分け方
□段落の中のメインアイデアとディテール
□段落のはじめと終わり
□文とは何か
□句点・読点
□かぎかっこの使い方(引用と会話文)
□感嘆符
□疑問符
□中黒
□かっこの使い方
□常体
□敬体







題材集め

□題材集めとは
□書けそうなことリストをつくる
□書き出せない子への勇気付け
・『とっておきの詩』
・『とっておきのはいく』
・『てん』
・『詩ってなんだろう』
□ファンタジーの文法
□タイムライン
□再話作文
□めちゃ作文
□自分の生活や経験などはとても大切
□自分自身を語ること
□ジャンル
□なたもだ
□プロップのカード
□イメージマップ
□おべんんとう絵本
□パロディ作文



作家やイラストレーターから学ぶ
□作家やイラストレーターしていることから気付いたこと
□どのように作家はトピックを選んでいるか。
□作家はテリトリーをもっていること
□どうやってイラストとテキストを一緒に作品にするか。
□イラストの役割
□自分の作品について作家はどんなことを言っているか。
□どのように作家が作家ノートを使っているか。
□どのように作家が作家のプロセスに参加しているか。
□さまざななジャンルの特徴
□Reading like writer
1テキストから作家の技が使われている具体例を出す2その作家の技が使われている理由を考える。理論3作家の技に名前をつける4同じ作家の技が使われている他のテキストの具体例を考える。5自分の作文でも使う




目的を学ぶ
□なんのために書くのか
□自分の意見を伝えるために書く。
□自分の感じたことを表現するために書く。
□美しい表現するために書く
□説明するために書く。
□説得するために書く。



下書き
□下書きとは何か?


修正
□直喩
・『スイミー
□暗喩
□擬人法
□擬音語
□擬態語
・『おまえうまそうだな』
□タイトル
□書き出し
□書き終わり
□付け足し
□削除
□順番を変える
□一部に焦点をあてる
□会話文
□プロローグ(前話)
□エピローグ(後話)
□視点


□ 使い古された言葉をこじ開けよう!
(Cracking Open Words)

①子どもたちに使い古された言葉や文をリストにしようと提案する。
その基準
・イメージのない言葉
・曖昧で抽象的な言葉
・過度に使われすぎて意味を失っている言葉
・明白な言葉、すぐわかる言葉
・作家に使われすぎている言葉

②リストをつくる
例えば次のようなリストができる。

・昨日はいい天気でした。
・とても楽しかった。
・花がきれい。
・雪がすてきです。
・彼女は素晴らしい人です。
③比喩のハンマーを使って、このリストにある使い古された分にひびを入れてこじ開けことを求める。

④リストから一つ言葉や文を選び「=」をその言葉や文のとなりに置くように求める。

⑤目を閉じて、再び文を見るように求める。

⑥最後にイメージ(五官)を使って、使い古された文を具体的な言葉や文に修正していく。




□トレジャー・ワード(宝の言葉)を集めよう!

①トレジャー・ワード(宝の言葉)をノートにコレクションしようと求める。
トレジャー・ワードの基準を与える。
・音が好きな言葉
・意味が分からないけれど分かりたい(調べたい)言葉。
・おもしろい言葉
・強いイメージの言葉
・記憶を呼び覚ます言葉
・大声で言うのが大好きな言葉
・個人的に意味のある言葉

②トレジャー・ワードを共有

③トレジャー・ワードを使って物語や詩など作品を作ってみる。



□自分だけの類語辞典を作ろう!
①自分の作家ノートを読み直し、使い古された言葉をリストにする。
②使い古された言葉を使って個人の類義語辞典を作る。
例えば
Walk 1.hike 2.stroll 3.step 4.stribe 5.plod 6.trample 7.stomp
Red 1.rust 2.raspberry 3.orchid 4.maroon
類義語辞典を使って自分の作品を修正する。


□余計な言葉をカットしよう(削除)
①『シャーロットの贈り物』のはじめの段落に余計な言葉を加えたものを与える。
②余計な言葉をカット(削除)する練習する。
③オリジナルの文章を提示し、著者がカットした部分や残した部分について、なぜ残したなど理由などを話し合う。
④自分の作文でも余計な言葉をカットすることを試みる。

カットする文や言葉として出てきた意見
・過度の説明
・わたしたち(多くの人)が知っていること
・場面には大切ではないかもしれないディテール
・登場人物のフィジカルについて過度の説明


□文のエンジン(動詞)
①二つの例文の穴埋めで穴に入る可能性のあるすべての動詞をリストにする。
窓の中の光が_____。
水の上をボートが_____。
②動詞を変えることがイメージをどのように変えるかディスカッションをする。
③自分がすでに書いたものから一つ選び動詞に線を引く。
④線を引いた動詞に代わるものを自分の類義語辞典で見たり、ブレーンストミングをする。動詞を代えることで作品がよりよくなるかを吟味する。

□ 文の車輪(名詞)
あいまいな名詞を具体的な名詞に修正しようということ
「ものが壊れた(抽象的な名詞)」
「エアー・コンディショナーが壊れた(具体的な名詞)」

□ツー・コラム・ライティング
①自然物を観察するように求める。
②Tチャートを作る。一つのサイドは普通(オーディナリー)、もう一つは詩的(ポエティック)。
③オーディナリーのほうには、頭に浮かんだはじめの言葉を書く
④ポエティックのほうには、詩的な表現やディテールを書いて修正する。

全体やグループ学習の場合
①修正したい作品を選ぶ
②自分の作品を音読する
③聞き手に注意深く音読を聴いて作家(話し手)への質問を書き出す。
④作家は教室の外に2,3分出ていってもらう
⑤作家役の先生に生徒はオープンクエスチョンの練習をする。
⑥生徒たちは作家に質問をする。作家は自分の作品について答える。
⑦作家の何か付け足したいことが決まれば、それを作品にマークすることができる。
⑧質問の結果、修正したところを共有する。


□ツー・コラム・ライティング(Ordinary to Poetic)
「詩は新しい方法で世界を見るのを助ける」このような詩的な表現を練習するエクササイズ。
①Tチャート。左側がオーディナリー。右側はポエトリー。
②子どもたちに木を見たら最初に浮かんだ言葉を左側に書くように求める。
③左側に出てきた言葉を読み上げる。「どう思う?」
④たとえば「どんな種類の緑?」「蛙の緑?」「海の緑?」「何歳?」と左側の言葉に対して問いかける。
⑤右側に左側の言葉に対応した詩的な言葉を書く。たとえば「木はライムみたいなグリーン」


□ 書き出しの修正
①様々な作品を再読して、注目せずにはいられない書き出しに線を引く(ノートに書き抜くでもいいと思う)。
②自分の作品で最後に一つの書き出しを決める前に、書き出しの代替案を3か4は考えるように生徒に求める。
よい書き出しは滝みたいだというフレッチャーの比ゆを紹介。たしかに凄い作品の書き出しはあっという間に滝に飲み込まれるみたいに作品に引き込んでくる。書き出しは作品の世界にがっちり読者をフックする役割がある。

□時間で遊ぼう①フラッシュバック
①大好きな詩や本のタイムラインをつくる。最初は短い絵本がおすすめ。
②自分の作品を一つ選び、ビックイベントとアクションのタイムラインを作る。
③タイムラインの最後から書き出して、タイムラインのはじめを回想するという書き出しを提案する。

□時間を遊ぼう②時間の掃き掃除
①時間の掃き掃除をして修正したいところがないか作品を再読するように求める。
②時間の掃き掃除の具体例を示す。 
「来る夜も来る夜も、ソロモン・シンガーは夢を心に抱いて夕食を注文し、(心の中での)西に向かっての旅を続けました」シンシア・ライラント これで一年間の時間の経過を表している。

□時間で遊ぼう③スローモーション
①作品の再読を求める。
②少なくとも一つ広げられそうだと感じる文に線を引くことを提案。
③他の紙にその文を書き出す。そしてディテールを書き加える。
時間の経過が早すぎるので詳細に書くという修正。「精霊の守り人」の戦闘場面を思い出します。まさにあの場面はスローモーション。

□ウェビング
図のよさ
・チャプターを創る
・段落を創る
・物語の最も大切な要素に集中する
・一つのストーリーの中に多数のトピックがあることが分かる。
・思考を組織できる。思考を図式化できる。

生徒が作品を書き始めるときにウェビングをしてみないかと提案。





□虫眼鏡を通して見よう!(作文を広げること)Looking Through a Magnifying Glass:Expanding Writing

①自叙伝の大要を書くように求める。
②もっと拡大する(詳しく書く)のに興味深い文に線を引く。
③その文を拡大して書く。

虫眼鏡みたいに一つのトピックを詳しく書くということですね。
まず自分の人生がどんなだったか発散する。その中から一つ焦点を当てる題材を取り上げて詳しく書こうというレッスン。

□場面を描く
(A Parade of Actions: Scenes)
①場面は読者がイメージできる設定をもっている。
②場面はアクションから出来ている。アクションは場面に緊急性を与える。
③紙の真中に縦線を引いて二分割する。
④左のセクションには事実か、物語の最も基本的なアウトラインを書く(tell)。
⑤右のセクションには、それらを教える(tell)のではなく見せる(show)。見せる、つまり読者がイメージできるように具体的に書くということ。


□いろいろジャンルで書いてみよう(Genre Groups)
①トピックを選ぶ。例えばソーラーシステム、ホタルなど。
②同じトピックでいろいろジャンルにして小グループで作品作りにチャレンジする。ジャンルは例えば、ジャーナルライティング/ノンフィクション、絵本、ジャーナリズム、詩、物語などです。


□言葉をのみで彫ろう:散文を詩に修正すること(Chiseling Words: Revising Prose into Poetry)
①ソローの抜粋から詩的な言葉のセンテンスに線を引くように求める。
②その線を引いた言葉やセンテンスから新たに詩を創作する。
線を引くところを探すための提案
・鮮明なイメージ
・驚きがある。普通ではない何か記述
・ストーリーまたは引用の大切な部分
・記述的な言葉や行(ライン)

□家具をアレンジ:カット&テープ
(Rearranging the Furniture: Cut and Tape)
・順序を変える
①修正したい作品または、その一節を選ぶ。
②コピーする。
③カットする(切る)。
④並び替えてみる。

□ディテールを加える
①ディテールを加えたい作品の一節を選ぶ。
②その一節をカットする(切る)。
③その切った一節を紙に一片に貼る。
④新しいディテールを書き加える。

□書き終わりの修正(Leaving the House:Endings)
作品を再読して以下の三つの終わりについて探究する。
・Circular Endings
・Emotional Statment
・Suprise Ending


□視点(Who Are We When We Write? Point of View)
①人称表現がある作品を選ぶ
②人称を変えて書いてみる。

□なりきり作文(Trying on Different Selves)
例えば月について書いていたら、
月になったつもり修正してみる。


□あなたの中の声:パーソナルモノローグ(Your Inner Voice:Personal Monologue)
毎年見るパーソナルナラティブには、イベントと経験の羅列で、自分の考えや感情が欠けている。もし自叙伝やパーソナルな話を書いているなら、パーソナル・モノローグで書いてみることを提案するという話。

□会話文の修正
(A Roomful of Company:Dialogue)
・長い会話文を1,2文に要約して短くする。
・会話文で登場人物を描くことができる。



□登場人物の創作(Creating Character)
フィジカル以外の登場人物の描き方について
①紙を四つのボックスに分割、はじめのボックスには髪型や服装など見て分かるフィジカルに関する記述。
②二つの目のボックスには行動の記述で登場人物を描く
③三つ目のボックスには登場人物の五官を使ったモノローグを書く。
④その登場人物を違う登場人物が見た視点を書く。
例えば、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」ならイワンからみたアリョーシャを書く。

□ ノンフィクションの修正
(Revising Voice in Nonfiction)
タランチュラの事実を羅列する百科事典のような書き方とメタファーやイメージなどを駆使した書き方のノンフィクションを比較。違いを考察する。ノンフィクションの作文で調べるものだったら、最初の段階では百科事典のような作品になる。しかし例示されたもう一つの作品のように修正してみればという提案をする。

□親友が一緒に部屋にいるみたいに書こう(Speaking to Some Who Is Really there)
①修正したい自分の作品を選ぶ。
②家または学校で、親友か近くにいる人に自分の作品について話す。
③実際に書いた修正前の作品を読むことなしに、記憶から親友に話しかけるようにする。
④この方略から修正して変えられそうだと思ったことを書き出す。

参考
『The Revision Toolbox: Teaching Techniques That Work』


校正(低学年)
□自分の名前を日付を書いたか。
□作品に題名を書いたか。
□指たどりながら、読み直したか?
□文の最後に句点を打ったか?
□片仮名で書く語は片仮名で書けたか。
□習った漢字は使っているか?
□「しまった」を「しまた」など、小さい「っ」が抜けていたときは、それを書き足せたか。
□「きゃ・きゅ・きょ」のように小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」は正しく書けたか?
□「お」と「を」、「え」と「へ」、「わ」と「は」を正しく使い分けたか?
□人が話した言葉には、かぎかっこ(「」)が使えたか?


校正(中学年)
□人が話した言葉には、行を変えてからかぎかっこ(「」)を使えていたか?
□段落が変わるところでは、新しい行にして一字あけて書き始めているか?
□習った漢字を使っているか。
□自信のない漢字は辞書で調べたか?
□適切でないいい回しに線を引き、より適切な言葉が見つけられたか?
□不必要な言葉を消すことができていたか?
□「である」と「です・ます」が混在していないか。


校正(高学年)
□一文が長すぎないか。
□主語と術後が合っているか。
□自信のない漢字や言葉は辞書で調べたか。
□的を射た言葉を選ぶことですっきりとした文章にできたか?
□効果的な動詞を選べていたか。
□読みやすい字で書けているか。
□敬語が必要なときに敬語が使えたか。
□「である」と「です・ます」を文脈に応じて使い分けられたか?
□誤字・脱字
□段落
□句読点


出版
□個人製本
□文集
□発表(作家の椅子)



詩の道具箱

意味
□イメージ(五感を使う)
□隠喩(メタファー)
□直喩
□擬人法
□ワーズ(WORDS)
ぴったりの言葉を選ぶということだと思う。
□改行
□書き出し・書き終わり
□タイトル
□観察

音楽
押韻(ライム)
□反復(パターン)
□リズム
□頭韻(アリタレーション)
□ワーズ(WORDS)
□改行
□擬音語(オノマトペ
□擬態語
□類韻(ラブとカップのような音の類似)
□体言止め

□アリタレーション

□6つの部屋の詩(Six-Room-Poem)

紙を六つの部屋に区切る
①はじめの部屋には、外を見ていて驚いたこと、美しいと思ったこと、面白いと思ったこと、心に残っていることを考える。詩を書いているとは思わないようにして、目をつぶって写真みたいにディテールをよくイメージして正確に書くようにする。
②二つ目の部屋では、同じイメージの中でも光の質に焦点をあてる。例えば、太陽が輝いているとか、影があるかとか、星や色についても書くこともできる。5分間で書く。
③三つ目の部屋では音に焦点をあてる。例えば、葉がざわめく音があるとか、雨の音がするとか、沈黙。またはどんな沈黙か。エンプティー?ラブリー?ピースフル?
④四つ目の部屋には、イメージに対する質問や疑問を書く。
⑤五つ目の部屋には、同じイメージに対して感じたこと(フィーリング)を書く。
⑥最後の部屋には、5つの部屋を見て大切だと感じた一つの言葉かいくつかの言葉、またはフレーズや一節や一文を選び、3回繰り返して書く。
⑦宿題で、6つの部屋の言葉を使ったり使わなかったりして詩を完成させる。


四つの部屋で記憶、音、フィーリング、今というアレンジの実践もある。




□5つ以上直喩や隠喩を作り上げるエクササイズ(Spinning Metaphors and Similes
Love is like):
____________________
____________________
____________________
____________________
____________________

□詩のタイトルをあてろ!(Guessing Metaphors)
メタフォニック・ポエムのタイトルを当てるというエクササイズ。
□擬人法(Personification)
雲、空、葉、芝、風などから一つ選んで、
人か動物のように思えるところを擬人法で5つ以上のリストにする。
例:Trees = Giant hands reacing toward the sky.
□詩の穴埋め(Word Guessing)
「言葉は絵の具」
詩の穴埋めのエクササイズ。

□改行①音と沈黙(Line-Breaks 1)


□改行②(Line-Breaks2)


こんな時にライン・ブレイクが使える。
①自然な息継ぎ
②特定の言葉や一節を強調するとき
③自然な息継ぎを抑制して緊張をつくる
④詩のペースを変える
あとライン・ブレイクは詩のリズムをつくることを助ける。

□書き出し、書き終わり、そしてタイトル(Beginnings, Endings, and Titles)
いくつか詩を読んで、はじまりと終わりがどうなっているのか気付く。またタイトルが詩にどのように意味を与えているか考える。

□詩を読んでどのように技が使われているか学ぼう(Fastening the Poem Togother Musically)
詩を読んでライムやアリタレーションなどどんなリズムの技巧が使われているか特定するエクササイズ。

□ 音を描くこと(Drawing Sounds)
それぞれの言葉は楽器である。言葉を意味から分けて音で選んでみる。

□ 言葉の質感(Word Textures)
ある質感に合っている言葉をリスト化する。
たとえば次に言葉はスムーズな感じがする言葉。アイスまたはスライス。他にも硬い感じがする言葉。でこぼこした感じが刷る言葉など。


参考
『Awakening the Heart: Exploring Poetry in Elementary and Middle School』




フィクション

『「物語の創作/お話づくり」』より
□日記
□連想ゲーム
□イメージマップ
□6W1Hゲーム
□五感でスケッチ
□比ゆ①
□視点転換
□物語あそび
□季節と俳句
□俳句のレシピ
□詩人になろう
□読書感想文
□場面を描こう
□書き換え①
□書き換え②
□起承転結
□比ゆ②
□べファーナ分析
□物語の評価
□情景描写のレトリック
□心理描写のレトリック
□物語の構成①
□物語の構成②
□プロップのカード
□随筆/エッセイ
□お話の種探し〜材料
□物語の設計図
□さあ書こう!
□助言しあおう

K-2

□書けそうなことリスト(Developing an idea)
書く前に書こうと思っているアイデアについてブレストするという話。

□はじめ・中・おわり《Begining, Middle,and End(1)》
優れたお話にははじめ、中、終わりという構成があるという話。
はっきりその構成のあるお話を使って教える。

□はじめ・中・おわり《Begining, Middle ,and End(2)》
小さい子たちははじめ、中、終わりがごちゃごちゃになっている言う。
3ページのブランクがあるホッチキスでとめた本を渡して、一ページごとに、
はじめ、中、終わりと実際に書かせるという話。

□中を発展させよう(Developing the Midlle)
サンドイッチの話で「中」に焦点を当てて教えている。
中が充実した短いお話を聞かせる。自分の作品を読み直して中が充実してなかったら、充実させようという話。

□言葉を絵に合わせよう(Match Words with the Picture)
絵と言葉がマッチしていないとだめだよとうい話。

□したした作文(リストストーリー)とラブストーリーを超えていこう(Nudging Students to Move Beyond ”List”And "love" stories)
ラブストーリーというのは、
「私はお母さんが好きです。私はお父さんが好きです。」
リストストーリーというのは、
「私は犬を飼っています。私の犬は走ります。私の犬は食べます。」といったお話のこと。
これを超えるように支援するという話。たしかにこれに近いお話を書く子はいる。
フレッチャーは、この問題で支援にするのにふさわしい絵本があるみたいでそれを使うみたいです。

where are you going, little mouse?
http://www.amazon.com/Where-Are-Going-Little-Mouse/dp/0688042945/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1343641789&sr=8-1&keywords=where+are+you+going%2C+little+mouse%3F
Q&Aの形式になっているお話らしい。


□リストストーリーの修正(pulling a topic from a "grab-bag" piece of writing)
リスト・ストリーズに近い作文の一つのことをトピックとしてあげて、
それを具体的に書いてみる。
自分は音楽が好き。サッカーも好き。読書も好き。こんな作文があって、音楽が好きなことについてもっと詳しく書けるでしょうということ。

□シェアード・ライティング(Using Shared Writing to Help Students Learn to forcus)
同じ経験したことからみんなで一緒にストーリーを創ろうと提案。
クラスで農場に行ったこと思い出して何があったブレスト。
出てきたもので詳しく教えられるのはないですか。
どれが一番興味がありますか。
一つを選んで一緒にストーリを書いていく。
http://wwletter.blogspot.jp/2010/05/blog-post_28.html
□具体的な言葉を使おう《Using detail(General versus Specific)》
もっとSpecific ワードを使おうという話。これは重要。ここは指導したいところ。
たとえばお父さんはステキではイメージできない。絵が浮かんでこない。具体的な言葉が必要。

思い出すのは「精霊の守り人」の著者の作品。食べ物おいしそうに文書ける人は凄腕。


□イメージしてディテールを書こう(Using Details to create "mind picture")
例えば
「ある日、私は大きな蜂に家に途中、追いかけられた。酷い田舎道をはだしで走って逃げました。」という作文があったとする。
これをもっと頭の中に絵を描けるように修正するという話。
大きい蜂といってもどれくらい大きい蜂なのか?
裸足で酷い田舎道を走る時にどんな感じがしたのか?
といった質問に答えて絵を頭の中により描けるように修正する。

□マインドピクチャーを描けるように修正:比喩(Using a comparison to paint picture with words).
これもマインドピクチャーを描けるようにといったミニレッスン。
これはそのために比ゆ(たとえ)を使う。
例文もあるし、”Owl Moon"は日本語訳されているのですぐに追試できる。

□Using illustrations to convey information
このタイトルどおり情報を伝えるために絵を使おうという話。
ストーリーを伝えるために絵に何が必要か考える。必要なことを付け足していく。

□絵の付け足し(Adding detail to drawing)
ストーリーを伝えるために絵に何が必要か考える。必要なこと(ディテールの絵)を付け足していく。

□紙の上でおしゃべりしよう(Use your voice when you write)
”Think of writing chatting on paper”紙の上で書いておしゃべりをする。

仲のいい友達と外泊したときに楽しくおしゃべりをする。紙の上でおしゃべりするように考えていることを書くこと。それでお手本のテキストを四つも提示している。

□時間の経過(How to pace a Story)
時間の経過をコントロールするというミニレッスン。例文が分りやすい。
”My father came to visit and repaired ten broken things the very first day! I told him he can come to visit whenever he wants!”
この文はペースが早いということです。ペースをコントロールするいうのは、
例えば10種類の機械の修理をもっと分けて細かく文にすることでペースを遅くするということ。
こういう例文みたいな物語を書く子はけっこういる。あっというまに結末。もっとお話の進むペースを遅くしてディテールを描く必要があるかもしれない。

□書き出し(Writing a Strong lead)
leadという言葉もどういう意味で使っているのか少しあいまいだったがはっきりした。
”Then I tell them that the first line or two is called the lead.”
リードとは最初の書き出しの2文くらいまでを言うらしい。
リードをよくしようというミニレッスン。

□書き終わり(Writing a Strong ending)
今度は終わりの工夫について

□驚きの書き終わり(Surprise Endings)
これも終わりの工夫について

□カット&ペースト(Freshing out sketchy writing by cutting and pasting)
より詳しくする修正のレッスン。
例えば
My grammy lives on a farm.
She live in Israel.
さらに文章は続きますが、
最初の一文、My Grammy lives on a farm.をはさみで切り取って、
あきのあるページに貼る。そしてGrammyはヤギを飼っているとか、オリーブを育てているとか、その一文について詳しくする。絵を加えてもいい。
それを他の文でもやってみるというミニレッスン。

□時間の経過(Time Transitions)
これは
The next day
Later that night
など時を変化させる言葉を使って、
細かく書きたくない時間は飛ばしてしまうなど、
時間を操作することに関するミニレッスン。

吹き出しを使おう(Using "Talk Bubbles")

□新しい方法を試してみよう(New Ways to Write About an Old Topic)
自分がぞっこんのテーマで書くのは大切。そこでいろいろ表現を紹介。インフォメーション・ブックと歌と物語。新しい方法も試してみてはというミニレッスン。

□場の設定(Describing the setting)
場の設定に注目して以前に読んだ絵本などを何冊か提示。
どこで起こっているお話なのか場に注目して読む。
自分の作品に戻ったときに、場について考えて、場を言葉にするのか絵にするのか分らないけれど、意識して表現してみようというミニレッスン。

□場の設定のディテール(Using Details to describe the setting)


□トピックに留まろう(Focus: Staying on the topic)
トピックに留まろうというミニレッスン(幼年の書き手はトピックから外れてしまうことがある、書いていることが)

□因果(Cause and Effect)
何がイベント起きればそれが原因となり結果が起きる。そのことについて考えてみようというミニレッスン。

□登場人物のフィジカルのディテールを書こう(Physical Description of character)
登場人物のフィジカルディテールを記述しようというミニレッスン。
例として猫に出会ったある作家がその猫をイメージした記述について紹介がある。
例示してみるのが一番か。

□心の中のストーリーも書こう。(Revealing the inside story)
日記などの作文で自分の外で起きていることに加えて、
自分の中で起きていることについても書こうというミニレッスン。
例文を示して、色違いのアンダーラインで色分けさせている。
日記でも一人称の物語でもインサイドストーリーは大切だと思う。

□なりきり作文(Writing Through a Mask)
ノンフィクションのほうにあった、何かになりきって書くやつ。「のはらうた」みたいな。

□サーキュラーエンディング(Trying a Back-and-Forth Pattern)


□言葉の反復(Repeating a word)
繰り返しのスキルのレッスン

□行の反復(The Repeating line)
これも同じ。今度はライン。

K3・K4

□ファンタジーの文法(Exercising the Imagination)
もしAならB


参考
『「物語の創作/お話づくり」のカリキュラム30』三藤恭弘

『Craft Lessons: Teaching Writing K-8』



ノンフィクション


Kー2
□探究:観察文(Exploratory:Observing the world)


□探究:書く前に語ること(Exploratory:Talkking Before You Write)

□探究:ノートのとり方(Exploratory:Taking note)
ノートのとり方。K-W-Lストラテジー。トピックについて知っていること、トピックについて知りたいこと、トピックについて学んだことから分割してノートをとる。このストラテジーのアレンジもある。もっと知りたいことなどを加えてノートを4分割する。

□探究:事実を集める(Exploratory:Collecting ”Dash Facts”)
ノンフィクションのテキストから事実を書き出すという内容

□探究:イラストからノート(Exploratory:Taking Notes from an illustration)
コブラのノンフィクションの本を見せて、ピクチャーから分ったことをポストイットにノートするという内容。ノンフィクションで絵や写真は大切。

□探究:リサーチしていることについて話す(Exploratory:Talking about your research)
”Reading and writing float on a sea of talk"
”The best way to really understand what you're learning is to teach someone else."
作家の椅子に招待して書いていること、探求していることについて教えてもらうという内容。

□探究:ペアで聴き合おう(Exploratory:Listening for your voice)
ペアで書こうとおもっているサブジェクトについて聴き合うというもの。ホワイトボードミーティングを思い出す(岩瀬先生)。
http://d.hatena.ne.jp/iwasen/searchdiary?word=%BA%EE%B2%C8%A4%CE%BB%FE%B4%D6&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail

□目次(Writing a Table of Contents)
クロゼットでぐちゃぐちゃで服を見つけるのが大変な時に、衣類を分類して整理すれば問題解決するという話のあとに、本でも同じだと続く。鯨の本を紹介。2ページ目を見せてこれが目次というと紹介。当然書き手としても書くことを促がす。

□読み手の質問を予想して書く(Anticipating Reader's Qusetions)


□絵にラベル(Labeling a Picture)
ノンフィクションの絵や写真の下にその絵や写真をラベリングする言葉を書くという話。
鳥の本にある絵を紹介。絵のしたに「ロビン」という言葉があるのを紹介。
このことをラベリングというと教える。子どもたちが書くときにも伝えるのを助けるためにラベリングをすることを奨励する。

□図をかく(Making Diagram)

□継続観察(Drawing a Series of Picture to Show Change)


□本当と嘘(Figuring Out What Is (and Isn't) True)
これは木に関する絵本を見せて、
七つ目がゴムの木(ゴムからできている)、8つ目がお金のなる木。
自然と自然ではないものを見分けるというミニレッスン。

□アルファベットブックを作ろう(Writing an Alphabet Information Book)
アルファベットブックをつくるという話。日本だったらあいうえおブックを作るということか。

□古い家具について説明しよう(Creating a "Description Card" for an old object or artifact)
古いティーセットについて説明カード書いている。日本でいうと、社会科で下駄とか古い道具について調べるところ・

□Writing Through a Mask
「のはらうた」みたいな感じ。山などになりきって書く。pretend
K-2はまだ幼稚園だということがわかった。

□Writing an Acrostic Information Poem
例えばSHARKについて調べていたらそのアクロスティック・インフォメーション・ポエムを書く。

Swiming through the ocean
Hungry and ferocious、
Always ready to strike、
Rrestlessly searching、
Keepiing other fish on their toes!

□質問/答えの本をデザインしよう(Designing a Question/Answer Book)
「イルカの眠り方」のような説明文を書く。はじめに問い、中に説明、終わりに答え。

□自分の意見も書こう(Drawing on Personal Experience)
ノンフィクションを書くときに例えば星について調べていて専門家の言っていることだけじゃなくて、書き手の考えや気付いたことも書くという話。

□物語を使おう(Using a Story to teach Information)
情報を伝える時に物語を使おうという話。
具体例としてボックス・タートルという亀が出てくる。課題として動物がテーマで、物語を使って、例えば子育て、えさ探しなどを教えてとある。

□書き出し(Begining with the setting)
これは書き出しの工夫のミニレッスン。例えば「これは亀の話です。」とはじめるのではなくて、読み手に興味をもってもらえるように、亀の生活する環境の描写からはじめる。
It is early morning and the birds are beginning to waken. They sip water from samall pools froma the leaf-coverd ground.と言う感じにあと2,3行記述があって最後にTurtle is awakeとある。


□比較を使おう(Using Comparisons)
例として女王蜂が生む卵はこの文終わりにあるピリオド(.)よりも大きくとある。

□反復(Repeating a key line).
説明したい大切な行を繰りかえすというミニレッスン。

□語りかけるように書いてみよう(Speaking Direcly to the reader)
読み手を忘れがち。読み手に直接語りかけるようにノンフィクションの文章を書くという内容。「もしあなたが蝙蝠なら、」〜ができるというのが繰り返しある本が具体例として紹介されている。

□具体例などディテールを加えよう(Adding supporting details)
ビックアイデアだけになっているところがありがち。そんなときは、
具体的な説明を加えるという付け足しのミニレッスン。

□意見を書こう(Writing with Voice)
事実に対して意見も書く。

K-3 K-4

□探究:アウトラインに質問を使おうExploratory: Using Question to Outline
自分が調べているトピックにたくさん質問を出す。たとえばSaltwater taffyというキャンディについてたくさん疑問を出す。

□探究:書きたいこと・はじめ・中・終わりのアウトライン(Expoloratory:Outlining the Beginning, Middle,and End)
ワークシートは縦に四つに分かれている。
一番左のスペースは書きたいことをブレスト、そしてはじめ、中、終わりとスペースが続く。自分の調べているトピックで作文に書きたいことをブレストする(一番左のスペース)。そしての書きたいことから矢印マーク(→)を伸ばして、はじめ、中、終わりのどこに書きたいから表すという方法。

□タイトルの修正(Jazzing Up your title)
タイトルの修正の話。最初は「蜘蛛」とか「鯨」とかジェネラルなタイトルでOK。でも後々読み手の興味をそそるようなよりよりタイトルを考えようとある。
工夫の例としては、①驚かせる②ユーモアを入れる③形容詞+名詞でアリタレーションを使っているタイトル④意味を狭くする。Dinosaurs→Predators of the Nightなどがあった。

□サブタイトル(Writing Subtitiles that teach)。

□テーマを絞ろう(Narrowing Your Focus)
例えば宇宙→木星の月”Ganymade"


□一つのことに集中しよう(Focusing on the One)


□イントロダクションを書こう(Writing an Introduction)

□段落(Writing in pragraph Form)
段落に分かれてないなのと、分かれているのをプロジェクターかコピーを用意して提示する。

□トピック・センテンス(Writings a Topic Sentence)
段落のメインアイディアのこと。

□副題・小見出し(Using subheading to organize)



サブジェクトを記述すること(Describing Your subject)
写真と絵が言葉に代えられないので、
自分の作品を読み直して、きちんと記述できているか確認する。できていなければ言葉でサブジェクトを記述するようにする。

□細かいディテールや具体例を使おう。(Using Supporting Details and Examples)
細かいディテールや具体例を使おうということ。シンプルに大切なところ。一つは段落にはトピック・センテンスと少なくとも具体的な話が少しはあってほしい。

□読者がもう知っているだろうというところを削除しよう(Leaving Out What the Reader already Knows)
削除(修正)の話。自分の作品の読者になって注意深く読み返し、ああもう知っていたよという内容は削る。

□余分の繰り返しを削除しよう(Using Commas to the list multiple facts)
繰り返しを防いで文を読みやすく修正する話。
蝙蝠はAで生活する。蝙蝠はBでも生活する。蝙蝠はCでも生活する。蝙蝠はDでも生活すると4つ分があるとすると、例えば蝙蝠は、A,B,C and Dで生活するというようにコンマを使って一文にまとめて読みやすくするという話。

□自分の意見を書いてみよう(Putting Voice into Nofiction Writeing)
ドライな感じになりやすいノンフィクションに自分の声(意見)を入れる試みの話。
http://www.amazon.com/Wolves-Seymour-Simon/dp/0061626589/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1343586358&sr=8-1&keywords=Wolves+seymour
お手本のテキスト

□呼びかけ(Putting the reader into your writing)
主題に対して門外漢の読み手を、本の世界へ跳躍させるための工夫。
例として「あなた」と読者に呼びかける方法が提示されている。
http://www.amazon.com/Are-You-Snail-Backyard-Books/dp/0753456044/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1343587105&sr=1-1&keywords=Are+you+a+snail+allen
お手本のテキスト

□反復(Using Repetition for Emphasis)
詩などで使われる繰り返しの技法をノンフィクションでも使う。

□Using Comparisons
説明に比較を使う。
月を説明するのに日常の生活との比較と例えば使う。
月で野球をすればヒットみんなホームランになる。最初のベースには10歩で行ける。

□驚くべき事実を見つけよう(Selecting Fascinating Facts)
ノンフィクションを読んでいても、
あるサブジェクトを調べていても、
退屈であったり、もうすでに知っているよということも多い。しかし驚くべき事実に出会うこともあるわけで、それを探そうという話。

□伝記の書き出しの工夫(Writing Strong lead for a biography)
平凡にはじまりがちの伝記の書き出しの工夫。小さいころのエピソードではじめたり、引用ではじめたり。

□場をしっかり描こう(Attending to Setting)
サブジェクトが存在する場など設定をしっかり描くことも
サブジェクトの説明を助けますよという話。

□動詞の修正(Using strong verbs)
サブジェクトを説明するときにPassive verb to beを使ってしまいがちだけれど、
Strong Verbsも使ってみたらという話。
A wrench is used to turn a nut.
→Wrench turns the nut.
→Wrench turns the pipe
→Wrench loosens, wrench tightens.
→Wrench wrestle metal.
最後の一文がいいと思う。

□絵や写真を使おう(Including Detailed Drawings)
説明文の本やレポートを書くときに、
上手に絵や写真を入れることを奨励する話。

□ブックレビュー(Writing book blurb)

□なたもだ作文

□キャプション(Writing a Caption for a photograph or Drawing)


□語彙集・用語辞典(Creating a Glossary)
一つのトピックを追求しているときに新しい言葉に出会う。それをレポートや本にしている時に、読者に特に知ってほしい言葉があったら、作品の最後に語彙集としてまとめみてはという話。

□説明に詩を使ってみよう(Teaching information through a poem)
たとえば水を詩で説明する。

K-5からK−8

□探究:前提知識を駆動させる(Exploratory:Activating prior knowledge)
サブジェクトについて知っていることを書き出す。


□探究:もっと学んでみたいことや質問を出そう(Exploratory:Coming Up with good questions)

□ 説明文を生き生きとさせる工夫(Exploratory:making it lively)
情報をただ説明するだけではなく文章を興味深くするための工夫。“Predator”というお手本の作品を読んで気付いたことを共有する。テキストは参考文献にあり。


□説明文に逸話を入れよう(Exploratory:Writing a Frash draft)

□タイトルの修正(Putting tension in your title)

□サブヘディング(Using Subheadings to Organize information)


□身近な山川について作文をする。身近なところから遠くへ。

参考
『子どもの頭をきたえる「5分作文」』
『Nonfiction Craft Lessons: Teaching Information Writing K-8』





ジャンル

□ ジャンルとは何か
□ 自叙伝・回顧録
□ 手紙
□ スポーツ
□ 冒険小説
□ リアリスティック・フィクション
□ ミステリー
□ 怖い話(フィクション/ノンフィクション)
□ 寓話
□ ほら話
□ ユーモア小説
□ 漫画
□ SF
□ 伝記
□ 自伝
□ レポート
□ 日記
□ 時事
□ 新聞
□ ブックレビュー
□ 宣伝
□ 短編小説
□ インタビュー
□ エッセイ
□ 意見文

RW

RWのマネージメント
□目的
□他の学習者を尊敬すること
□スモールグループでの本の共有
□本について、2,3人でディスカッション
□図書コーナーの本に親しむ
□本の借り方、返し方
□本の手入れ
□読書ノートの手入れ
□自分のぴったりの本を選ぶこと
□難しかった本を記録する
□読んだ本リスト
□これから読んでみたい本リスト
□途中で読むのをやめること
□ブックレビュー
□ブックトーク
□レターエッセイ
□ブッククラブ
□ブックプロジェクト
□作家についての情報共有
□朗読
□絵本の読み合い
□役割読み
□評価基準表
□読み書きハンドブック
□アンケート
□読書箱
□読書袋
□読書記録
□Check it out! Circle
□読み聞かせノート
□登場人物のキャラクターの掲示
□本棚
□カゴ


読書スキル
□接頭語
□接尾語
□文脈から知らない言葉の意味を推測する
□知っている言葉から知らない言葉の意味を推測する
□知っている言葉の部分を見つける
□音節
□複合語
□字体
□句読点
□関連付ける
・『海をかっとばせ』
・『ごんぎつね』
□イメージする
□質問する
□推測する
□何が大切か見極める
□統合する
□修正する
□選書
□付箋の使い方
□評価する
□引用する
スキミング
□下読み
□難しいテキストを読むための方略

□キャラクター(Using What We Know About Familiar Characters)
①キャラクターについての最初の本を読む。
②もう一つの同じキャラクターが出てくる本の表紙を見せる。
③キャラクターについて知っていることを質問する。
④表紙やタイトル、キャラクターについて知っていることからもう一つの本でどんな出来事を起きるかを予想させる。
⑤予想を図式化(チャートに)する。
⑥読む時に、戻ってどんなにキャラクターの行動を予想できたか分かる。
フォローアップ
①違うキャラクターのセットの本を使う。
②それぞれを読む前にチャートにキャラクターについての新しく知ることを加えていく。
③これらは登場人物について自然な会話につながっていく。
すぐに使える本として思いついたのはやはりディビッドシリーズ。一つ読んでデイビッドについて知っていることをだして可視化し、予想させる。いいと思う!

□回想シーン(Recognizing Frashbacks)
回想シーンについて理解するというミニレッスン。
モデルとして本で示す。読む時に限らず作文でも使うフラッシュバック。
子どもたちはよくこの回想シーンで文章の理解につまずくらしい。

□推測する(Inferring from the Text in a Poem)
詩でも物語も設定が明示されていないことがある。テキストをもとに意味を推測し明確にする必要があることからやるミニレッスン。
①詩の共有。
②コピーを配るまたはICTなど拡大。
③"The Night Before Fishing Season Opens"を読み聞かせてどこがThe Night Before Fishing Season Opensなのか問いもう一度読もうと提案
④質問の答えの証拠なるところをテキストに確認する。

□前提知識を使う(Usiing Background Knowledge)

□理解の構築(Buliding Comprehension)
考え聞かせ+二つに区切るノートで可視化。
ノートの左側、出てきた考え+質問。その右側は左側に出てきた考えに関連する考え

□自分にぴったりの本(When Is Book a Just-Right Book?)
□新しいシリーズを紹介(Intorodusing a New Series to the Classroom)
□どのようにシリーズを読みますか?(How Do You Read Series Books?)
□シリーズで予想しよう(Making Predictions in Series Books)

□ダブル・ミーニング(Understanding New Vocabulary/Words with Double Meanings)
①テキストのコピーを全員に配る。
②グループに一つの本を読む。
③再読してダブル・ミーニングスを探す
④スリーコラムチャート(ワード、はじめの意味、ふたつめの意味)をつくる。
通常の意味では作者が何かを伝えたくて、その言葉に文学な意味が含まれていることを理解するというような内容。ぱっと具体例がおもいつかない。

□予想+証拠(Supporting predictions by Finding Proof in the Book).
ツーコラムチャート(予想、証拠)を使うミニレッスン。予想に対して証拠となるテキストを書かせる。

□イメージする(Reading Descriptive Langurage to Visualize Settings)
場の設定をイメージできるような記述のある本を読み聞かせして、
イメージできるところ書き抜いてリストにする。そして絵にするというミニレッスン。

□指示語(Recognizing and Using Directional Words)

□ノンフィクション(Beyond Browsing Nonfiction Text)
Time for Kidsという雑誌を使ったノンフィクションを読むレッスン。
この雑誌に近いものは日本でなんだろう。ビデオを見ると分かるのですが、この雑誌を全員に用意している。買わせるのだろうと思う。

□自分の考えをテキストからサポートする(Supporting Thoughts with Lines from the Text)

□グラフィック・ノベル(Understanding Graphic Novels)

Babymouse #1: Queen of the World!
作者: Jennifer L. Holm,Matt Holm


□一つの本が読み手を変えること(One Book Can Change You as a Reader)


Girl With a Pearl Earring

このフェルメールの絵を題材とした小説から、まったく読まなかった歴史小説に興味をもつように読み手として自分の好みが変わっていったという体験談を語る。その後に読書記録を振り返って同じように自分の選書を変えるような一冊がなかった考えてみるように促がす。



参考
『作家の時間』
『読む力こうしてつける』吉田新一
『子どもの頭をきたえる「5分作文」』
『ファンタジーの文法』
『「物語の創作/お話づくり」のカリキュラム30』三藤恭弘
『ライティング・ワークショップ』フレッチャ
『リーディング・ワークショップ』カルキンズ
『「対話」がクラスにあふれる! 国語授業・言語活動アイデア42 』石川晋
『絵本作りトレーニング』長谷川集平

『The Daily Five: Fostering Literacy Independence in the Elementary Grades』

『Awakening the Heart: Exploring Poetry in Elementary and Middle School』
『Beyond Leveled Books: Supporting Early and Transitional Reading in Grades K-5』
『still learning to read』
『The Revision Toolbox: Teaching Techniques That Work』
『Nonfiction Craft Lessons: Teaching Information Writing K-8』
『Craft Lessons: Teaching Writing K-8』
『Good-Bye Round Robin: 25 Effective Oral Reading Strategies』
『Guiding Readers and Writers』FOUNTAS/PINNELL
『In The Middle』
『Wondrous Word』