無限論 唯名論 宗教

n+1というように
どんな数でも限りなく1を足していけるという言語能力を
人間は普遍的にもっているらしい(生成文法の仮説)。
ここから宗教が生まれてくるのだと思う。


世界を創った存在とか、限りの無い宇宙のそのものといった存在に神、法、ブラフマン、フダンリキヤソラタンなんとかなどと名前をつける。名前はどこまで相対的だけど、音は絶対。


30年くらい前に友川カズキが「南無妙法蓮華経」という名前の歌をファーストアルバムで歌っているけれど、「南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)」の音はすごくいい音だと思う。妙音です。おなかの中にいる時から聞き続けているからかもしれないけれどいい音でいいリズムだと思います。「さしすせそ」「なにぬねの」「ぱぴぶぺぼ」など文字がもっている音がそれぞれ違い音の感じが違います。その組み合わせで同じがことを指し示す名前でも音が違ってくる。それって大きな問題だと思います。脳科学でたぶんクオリアの問題。名前の音的質の問題。