どうやって
ローベルの「お手紙」という物語単元をすすめていくのか見えてきた。
テキストにそのまま考えを書き込むというスタイルがいいなあと思っていて、
それで理解を深めてからリーダーズシアター(役割読み)でアウトプットするという流れ。オーソドックスだけど先行して今週から宿題で音読させてる。これは反転授業的な要素を実験的に入れています。ふつうの読書の楽しみはふつうの読書でやってくれというスタンス。教科書教材では徹底的に読み方を教えるために経験の設計を考えることにする。いろいろな読み方を試みてふつうの読書よりも精読で理解を深めることができる経験をさせる。表現読みの授業をしている先生の実践をリーディング・ワークショップで言われる優れた読書家の読み方につなげて、さらに記号をシンプルに修正してやってみようと思う。


あと自分が思うのはいつもすべての場面を丁寧にやる必要ってないなあと思う。
それは目標次第。もし主題を読み取らせるなら全体をしっかり精読する必要があると思う。本格的に朗読につながげるならそれでも全体をしっかり精読する必要があるか。でもそこまでねらわなくても、ねらいによっては一つの場面をいくつかの場面を選んでしっかり精読してよく考えさせて、どう音読するのか考えてみて、音読するという経験だけでもいいと思う。


精読もレベルがある。
研究者として一生かけて一つの物語を読んでいくことも極端だけど現実にあること。授業として何をどこまでねらってどうするのかということ。


表現読みの実践本だとワークシートになっているけれど、
できたら教科書にガンガン書き込ませたい。そのことも具体的につめていこう。


この授業の具体的なイメージの一部は去年見ることができた作文の会の先生の読むことの授業。



ぶつぶつ考えているけれど、具体的に形にしていくぞー。