Putting the Practices Into Action: Implementing the Common Core Standards for Mathematical Practice K-8

Putting the Practices Into Action: Implementing the Common Core Standards for Mathematical Practice K-8

はじめて算数の授業の本を読んでわくわくしました。この著者の本は２冊目で、かけ算とわり算の授業が面白くて算数の概念がよく理解できるだろうと思っていたのですが、この本もまだチャプター２までしか読んでいないですが、すごくいいです。今まで読んだ算数の授業の本でこの人たちの本が最もいいと思う。まず算数は徹底的にこの二人から学びたいという気持ちを強くしました。たぶんアメリカの算数というよりもこの二人の授業が優れているのだと思う。さすがアトウェルの本で紹介されていた本の先生だと思います。

例えば問題解決学習で日本の教科書と違うのは、
それなりに複雑な状況があって、同じ状況から毎日違う問題を出して解決していくところです。一つのそれなりに複雑な状況、シチュエーションがあって、月火水木金と学習目標に関連した別の問題がそれぞれ出題されます。問題解決でははじめに問題を明らかにしますが、その問題解決に必要なデータを取捨選択していくということが、単純な状況ではないので、出てきます。日本の教科書の問題の多くが、問題とその問題に必要なデータしかない単純な状況なので、そういった思考が必要になる場面がほとんどありません。

こういった算数の授業を改善できそうなアイデアがたくさんある。

細かい言葉につっこんでいく教師と子どもたちとのやり取りもとても参考になります。