ニーチェの「戦争」という言葉の真意は、本物の絶対的平和主義者が使う「平和」と同じ意味かもしれない。現在の「積極平和主義」のいう言葉の「平和」と逆の意味で使われているのがニーチェの「戦争」という言葉かもしれない。ニーチェと時の首相はどちらが正しい?


ニーチェいわく国家とはこういうものだ。
「だが国家は、善悪についてあらゆる言葉で嘘をつく。国家が何を言っても、それは嘘だ。ーー国家が何をもっていても、それは盗んだものだ。
 国家にかんするものは、何かもインチキだ。国家は噛む。盗んだ歯で噛む。国家の内臓までもがインチキだ。
 善悪にかんする言語の混乱。この症候を、国家の目印だと考えればいい。」


ここ10年間くらいの日本みたいだと思った。ニーチェ…。
国家の話だから、でもいい嘘も悪い嘘もあって、すべての国が同じではない。
盗んだもので何するのか。それがそれぞれの国家の違いになっている。
この国はどこへ行くのでしょうか。


いや違うか。「善悪にかんする言語の混乱」。ニーチェは国家を否定する人。じゃあどうするの?みんなが超人になることを望んでいるということか。どんな世界かイメージできない…。