牧口とアトウェル

牧口先生とアトウェルの授業にある核を全包囲に広げる実践研究がしたいと思った。その上なのか、中なのか、RWやWWがある感じ。アドベンチャーベースの学習もある。



RWやアドベンチャーベースの学習、他の学習を貫く中核みたいな感じだと思う。


この方向性で実践レポートをアウトプットしたくなりました。



経験から出発せよ。価値を目標とせよ。経済を原理とせよ。
もう覚えてしまいましたが、土台に、創価教育学のスローガンである、この哲学がある。



振り返ってみると、
牧口先生の若き日の作文の授業は創価教育学の理論の中核となるアイデアだったと、牧口先生は振り返っている。その重要性に気づいて伊藤貴雄先生は、そのことについて学術論文をまとめていた。そのおかげで自分がそのアイデアの重要性に気づけたが、正直、そのアイデアを再現した授業は、古くさいというか、面白いとは思えなかった。


でも教員として、数年間経験を積み、ナンシーアトウェルの『インザミドル』を読んで(似ていてるところ、重なるところがかなりある)、牧口先生の思想の価値については気づいていたけれど、作文教育の価値についていまいち善く分からなかったものが、実はものすごく重要だと、ここ2、3年で分かるようになってきた。というのは、そのアイデアから授業を改善すると、改善した分、今まで、確実に効果があったからだ。


創価教育学の中核とまで言われる作文教育だったわけだけど、
僕の同窓で、同じ仕事をしている知人をふくめて、そのことの応用や発展について語っている人をリアルでもネットでも話している人を見たことも聞いたもないです。僕が知らないだけなのかもしれないけれど。



僕は牧口やアトウェルの職業的研究者ではない。



伊藤貴雄さんの論文、また牧口常三郎の原典、アトウェルが残した著作にあるアイデアを、特に国語科、さらには他の教科にも広げて実践研究してみたいです。