お風呂に入りながら
牧口常三郎の全集を読んでいたら、
具体的な授業の改善策が浮かんできました。
読むことの段階は自分の中では丁寧にできているほうだと思うけれど、
その構造の作文を改作する時に、
やはり一緒に全体で作文を書くプロセスが大切だと思った。
いつもやっているわけではないプロセス。たまにしかやっていない。
一緒にやってみる。
ここを丁寧にやると、苦手の子たちのパフォーマンスも変わってくるように思う。
はじめのインプット、インプットしたものを比べることから共通するものを抽出する。同じ構造の作文をみんなで一緒に考えて書いてみる。その後に個人のチャレンジとする。このプロセスの一つ一つをどれだけ丁寧にやれるかで、だいぶ違ってくるのではないか。例えばナンシー・アトウェルの授業では、サンプルとなる作品のインプット、比較の段階が驚いてしまうくらいに丁寧です。
若き日の牧口の作文の授業は創価教育学の中核のようなものだと本人が述べている。この考え方は他の分野、科目でも応用できる。
社会科のまとめを国語で学んだことを活かして、説明文でまとめようと思うのですが、
近いけれど違う題材、しかも身近なところで、一緒に説明文を書く段階を入れようと思う。これが具体的な改善策。これなしでまとめるのと、そうではないのとではたぶん違ってくると思う。