フランス教育思想史

中世の大学の教育は論理学と弁論術(討論)が中心だった。
それらを嫌悪し、完全否定したルネサンスの教育思想家たち。
でもそれらを批判し直し評価し直す必要があるだろうという話の流れ。


デュルケムや元をたどればアリストテレスが指摘するように学問の本質は討論。真理というのはどれももっともらしい真理でしかないから。だからこそ討論が必要になる(よりもっともらしい真理がわかる)。永遠の真理が分かるというよりも、これは明らかに違うだろうということが分かることにも価値があるようでした。