教科担任が増えてきたけど、学級担任の仕事として。
色々なジャンルの本を読むという環境については、学校図書館に任せる。学級文庫を担任が整えるというコツ(パタン)という点で、日本の教室においては基本的に物語のシリーズと作家を中心にするといい(置ける空間がとても限られているから。読書日記の細恵子先生の考えと自分が違うところ。僕は基本的にその他のジャンルについて、『ぼくらの地図旅行』みたいな特別な本以外は置くのを諦めている。)。ゾロリでもマジックツリーハウスでもシリーズものの特徴は登場人物が続いていくこと。子どもたちが自分に合ったシリーズを見つけるとそのシリーズを読み進めていく。いくつかのシリーズを読み進めた時に気づいた時には本をよく読めるようになっている。そういう姿を何度も自分は見てきました。
ただ自分で本を買ってまで、子どもたちの教室の環境改善をしようという教員は、なかなかいないですね。ハードル高いですよね、きっと。でも、もしそういう人がいたら、こうしたらいいと思いますよという自分のこれまでの経験の結論です(日本の教室の大きさとか、日本の多くの公立小学校の状況における)。