インターリーブ

集中が続くようなら、状況に応じてロングレンジの学習もいいけど、1日の過ごし方とか1週間の学習予定とか、基本的にはインターリーブになっていた方が良さそうです。

牧口常三郎は、生物学が今ほど、当時発達してなかったけど、そういった生物学的な知識よりも、教育そのものを比べて教育学を構築した方がいいということを確か主張していた。それは今も変わらないと思う。しかし、神経科学など生物学の分野も革命的に進歩して、そこらからわかること(人間の通性)から効果的な学習法がわかっきて、教育学に無視できない影響を与えている。それが面白いと思う。

僕も休日の過ごし方などコントロールできるところは、学習に限らず、インタリーブを意識して生活しています。その方が集中力が続くからです。生活をするためには、同じことを続けるわけにもしかないので、自然とそうなっているだけかもしれないけど、無意識ではなくて、知識によって、より意識的にはなっています。

今は、あまり見かけないけど、オムニバス形式の授業などは、このインターリーブ学習になっている。全く違うことをやらないくても、その教科の中で変化をつけていく工夫。

インターリーブ学習は基本的な視点の一つになるだろうな。基本的な視点の一つに過ぎないけど。

一つのことに集中が続くような状況もあるから、それは臨機応変に価値的にということになる。絶的なものではなくて、どのようなインターリーブ学習が良いかは、状況に応じてその都度、考えていく必要がある。

ここで大事なのはインターリーブであることの学習効率が高い傾向にあるというエビデンスがあるということ。あと、それはなぜか考えて活用すること(つまり効果的である理由を通してインタリーブであることの意味を考えて、その知識を状況に応じて活用すること)。

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